不正発覚から1年 VW 信頼回復に努力
ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンの日本法人の社長は21日、記者団に対し、1年前に発覚したディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題について、引き続き信頼回復に努めていく考えを強調しました。
フォルクスワーゲンは、去年9月、アメリカの排ガス規制を逃れるために、ディーゼル車に試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたことが発覚し、去年10月には国内での新車販売台数は、前の年と比べて48%も減少したほか、ことし1月から先月までの販売台数も17%減少しています。
これについて、フォルクスワーゲンの日本法人のティル・シェア社長は21日に開かれた新車の発表会で記者団に対して、「日本市場での信頼回復は重要な課題だと受け止めている。お客様と交流するイベントを全国で開催するなど中長期的な取り組みを続けていきたい」と述べ、引き続き信頼回復に努める考えを強調しました。
また、フォルクスワーゲンは創業の原点となったモデルとして知られる「ザ・ビートル」の新型車の販売を21日から日本で始め、厳しい状況が続く販売のテコ入れを図りたいとしています。
これについて、フォルクスワーゲンの日本法人のティル・シェア社長は21日に開かれた新車の発表会で記者団に対して、「日本市場での信頼回復は重要な課題だと受け止めている。お客様と交流するイベントを全国で開催するなど中長期的な取り組みを続けていきたい」と述べ、引き続き信頼回復に努める考えを強調しました。
また、フォルクスワーゲンは創業の原点となったモデルとして知られる「ザ・ビートル」の新型車の販売を21日から日本で始め、厳しい状況が続く販売のテコ入れを図りたいとしています。