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女王・池原に40歳ベテランが挑む「チャンピオンにリベンジ」

前日計量を終えた王者・池原(右)と江畑
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 「ボクシング・WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ」(21日、後楽園ホール)

 調印式と前日計量が20日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、4度目の防衛戦に臨む池原シーサー久美子(31)=フュチュール=は47・6キロ、挑戦者で元東洋太平洋女子フライ級王者の江畑佳代子(40)=ワタナベ=は47・3キロで一発クリアした。

 両者は昨年5月6日、池原が7回負傷判定(2-1)で防衛して以来の再戦。池原は「前回よりむちゃくちゃ調子がいいのでKOしたい。江畑さんにはやってきたものを全部出してほしい。全力でつぶしに行きます」と返り討ち宣言。

 5度目の世界挑戦となるベテラン・江畑は「チャンピオンにリベンジのために復帰を決めた」と、一度は決意した引退を撤回して挑む。「40歳だけど、減量は苦しくないしコンディションもいい。今、ジムでレベルの高い練習ができている」と、大橋ジムから移籍した宮尾綾香らとのスパーリングで仕上げた。

 なお、当日は「DANGAN LADIES」として、女子選手の対戦ばかり10試合が行われる。セミファイナルには東洋太平洋スーパーバンタム級1位で元モデルの後藤あゆみ(28)=ワタナベ=が登場(6回戦)。アンダーカードには全日本選手権7連覇、アジア選手権2大会連続銅メダルのチャオズ箕輪(綾子=28)=ワタナベ=のB級デビュー戦(フライ級6回戦)、おたくアイドルボクサー郷司利也子(34)=川崎新田=らも出場する。

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