福原愛が結婚会見「夢を諦めない」現役続ける意向

福原愛が結婚会見「夢を諦めない」現役続ける意向
卓球の福原愛選手が台湾の卓球選手との結婚会見を行い、現役を続ける意向を示しました。
27歳の福原選手は、リオデジャネイロオリンピックの卓球女子団体で2大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得し、今月1日、台湾の卓球選手でこの大会にも出場した江宏傑選手と婚姻届を提出しました。

福原選手は21日午前、都内のホテルで江選手とともに着物姿で結婚会見に臨みました。福原選手は「日本中の皆さんに小さい頃から支え、応援してもらってきょうを迎えられた。感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつしたあと、「オリンピック期間中は苦しかったが一緒に頑張ろうと話していた」と振り返り、大会が終わってからプロポーズされたことを明らかにしました。

今後については、「女性アスリートは家庭に入るとどこかで夢を諦めないといけない思っていたが、どんな選択でも応援してくれるという彼の言葉を聞いて競技を続けられる可能性があるんじゃないか、夢を諦めないで頑張れるのではないかと思っている」と話し、現役を続ける意向を示しました。そのうえで、「後輩のために新しい道を切り拓きたい。24年間卓球を続けてきて卓球という軸はしっかりあるが、夫婦や家庭の軸はないので地盤を固めてから卓球に戻りたい」と話し、競技の再開時期については明言しませんでした。

福原選手は今後、江選手の練習拠点のドイツや台湾それに日本で生活するということです。