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エドワード・ヤン監督作「クーリンチェ少年殺人事件」25年ぶりの上映が決定

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「クーリンチェ少年殺人事件」 (c)1991 Kailidoscope

「クーリンチェ少年殺人事件」 (c)1991 Kailidoscope

エドワード・ヤンが1991年に発表した「クーリンチェ少年殺人事件」の236分バージョンがデジタルリマスターされ、25年ぶりに日本でスクリーンにかけられることが決定した。

本作の舞台は、1960年代の台湾・台北。実際に起きた事件をもとに、少年たちの無軌道な青春とやがて訪れる悲劇を描く。主人公の少年スーに扮するのは、「ブエノスアイレス」「黒衣の刺客」のチャン・チェン

1995年にはイギリスBBCが発表した「21世紀に残したい映画100本」に選ばれ、2015年に釜山国際映画祭が選出した「アジア映画ベスト100」の第7位にランクインするなど高い評価を得た本作。10月25日より開催される第29回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門にてプレミア上映後、2017年に東京・角川シネマ有楽町ほか全国で公開される。

※作品タイトルは「クー嶺街少年殺人事件」(クーは牛偏に古)が正式表記

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