富山市議会 政活費不正6人の辞職認める 補欠選挙へ

富山市議会 政活費不正6人の辞職認める 補欠選挙へ
政務活動費の不正が相次いで明らかになっている富山市議会で、不正を認めて辞職願を提出した議長を含む自民党会派と民進党の議員などで作る会派の合わせて6人の議員の辞職が、21日の本会議で全会一致で認められました。一連の問題で辞職した議員は9人に上り、市議会議員の補欠選挙が行われます。
富山市議会では政務活動費の不正が相次いで明らかになり、これまでに議員3人が辞職したほか、実際には使っていない費用を請求したり白紙の領収書に水増しした金額を記入したりして政務活動費を受け取ったなどとして、市田龍一議長など自民党会派の4人と、民進党の議員などで作る会派の2人の合わせて6人が辞職願を提出しました。

この6人の辞職願について21日の市議会の本会議で審議が行われ、全会一致で辞職が認められました。これで一連の問題で辞職した富山市議会の議員は9人に上り、去年4月の県議会議員選挙に立候補するため辞職した1人を含めると、欠員が10人となり、補欠選挙が行われます。