アンダーパスで車水没 重体の女性が死亡

アンダーパスで車水没 重体の女性が死亡
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20日、愛知県清須市で、台風に伴う大雨で冠水していた、線路の下を通るアンダーパスの道路に車が取り残され、中にいた69歳の女性が意識不明の重体になっていましたが、21日朝、搬送先の病院で死亡しました。
20日午後6時半ごろ、愛知県清須市清須田中町でJRの線路の下を通るアンダーパスの道路が冠水し、車が取り残されて動けなくなりました。
消防によりますと、車は運転席側の窓が開いた状態で沈んでいて、中にいた愛知県あま市の会社員、三摩佐都惠さん(69)が意識不明の重体になっていましたが、21日朝、搬送先の病院で死亡しました。現場のアンダーパスは距離が100メートル余りあり、当時、台風16号に伴う大雨で水がたまって深さが3メートルほどになっていたということです。
警察によりますと、道路を管理する県が20日午後5時からアンダーパスへの立ち入りを規制していたということですが、側道から入れるところがあったということです。
警察は、三摩さんの車が、この側道からアンダーパスに進入し、冠水した道路で立往生したと見て調べています。