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【千葉】

リオ金メダリスト3人 県民栄誉賞

 県は一日、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した体操男子団体の加藤凌平(22)、田中佑典(26)、柔道男子九〇キロ級のベイカー茉秋(ましゅう)(21)の県ゆかりの三選手に県民栄誉賞を贈ると発表した。

 加藤選手は今春、田中選手は二〇一二年に印西市の順天堂大を卒業。五輪の体操では三大会ぶりとなる団体金に大きく貢献した。一三年に浦安市の東海大浦安高校を卒業したベイカー選手は勝負に徹した柔道で、この階級では日本勢初の金を獲得した。

 会見で発表した森田健作知事は「本当に頑張ってくれた。三人の活躍を目の当たりにして、東京五輪・パラリンピックで県が会場となる(競技)種目をしっかりやることが(大会の)成功につながると思った」と話した。

 県の名を高めることに顕著な功績があった人を表彰する県民栄誉賞は一九八八年以降、十五人と一団体が受賞している。直近では二〇一三年、プロ野球巨人軍の元監督で佐倉市出身の長嶋茂雄さんに贈られている。 (服部利崇)

 

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