加藤凌平(22=コナミスポーツ)は攻めの演技を貫いたが、7位に終わった。最終8人目で演技に入ると、大きなミスはなかったが、15・233点と得点は伸びなかった。「最後のおりをD難度からF難度にしたが、それにこだわりすぎて他の部分が雑になってしまった。結果は悔しいが、ぶっつけ(本番)で6・8の構成をミスなくできた。団体で金が取れたのは本当に幸せだが、個人では悔しさもある。きっちり目標を立てて、また4年間やっていきたい」と20年東京五輪を見据えた。

 優勝は個人総合で内村と死闘を演じ、銀メダルだったベルニャエフ(ウクライナ)。得点は16・041点だった。2位は15・900点のレイバ(米国)、3位は15・783点のベリャフスキー(ロシア)。