《zak女の雄叫び お題は「金」》男子体操「金」 加藤選手のクールな横顔に釘付け 4年後の進化に期待   (1/2ページ)

2016.08.31

リオ五輪の体操男子団体総合・決勝  鉄棒の演技を終えてガッツポーズする加藤凌平選手
リオ五輪の体操男子団体総合・決勝 鉄棒の演技を終えてガッツポーズする加藤凌平選手【拡大】

 リオデジャネイロ五輪が、盛大なセレモニーとともに幕を閉じた。紙面の話題はすでに、9月8日に開幕するパラリンピックに移っているが、今回、初めて五輪関連の取材に関わった記者は、まだその興奮(と疲労)を引きずっている。国内のパブリックビューイングなどを取材したが、どの競技も未明にクライマックスを迎え、日本にいながら時差ぼけ状態だった。それでも前のめりになって画面にかじりついていたのは、ほかでもない。「金」メダルがまぶしかった、男子体操の“あの選手”のおかげだ。

 世界選手権6連覇の内村航平選手(27)という「怪物」を擁しながらも、2004年のアテネ五輪以来、体操男子日本代表がずっと手にすることのできなかった五輪団体総合の金メダル。今回、「個人よりも団体の金」と公言していた内村選手をはじめ、日本代表チームが心を1つにして臨んだその団体演技で、選手らの精神的支柱となったのが加藤凌平選手(22)だった。

 整った顔立ちで、どんなに動いて汗をかいても表情は常にクール。納得のいく演技ができたときにだけこぼれるさわやかな笑顔に、思わず目を奪われた女性は少なくないと思う。いや、かなりいると思う。

 ただ、今回の五輪で加藤選手に求められていたのは、白井健三選手(20)のようなオリジナルの新技を披露することでも、最高難易度の技に挑戦することでもなく、目立たない「縁の下の力持ち」に徹することだった。技や着地を確実に決める。絶対に、失敗しない。実力と強い精神力を兼ね備えた選手が、団体の「金」には不可欠だった。

 

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