ニュース
2016年09月21日 11時46分 UPDATE

方向音痴な人に朗報:GoogleマップのAndroid版、“現在向いている方角”表示を▲からビームに変更して精度も表現

GoogleマップのAndroid版がアップデートされ、現在地を示す青い円の方向表示が矢印から懐中電灯のビームのようなものに変わった。ビームの幅が精度を表現し、精度が下がっている場合は端末を八の字回しすると修正できる。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは9月20日(現地時間)、Android版「Googleマップ」をアップデートし、現在いるポイントを示す青い円のデザインを変更したと発表した。

 従来は、向いている方向を矢印で表現していたが、これを懐中電灯のビームのようにした。懐中電灯を向けている方向が、自分が向いている方向だ。

 map 1 新旧現在地表示(右が新しいデザイン)

 このビームの幅が狭いほど、精度が高いという。Googleマップの現在地と向いている方向は、端末のセンサーやGPS、Wi-Fiアクセスポイントなどのデータに基づいているが、例えば端末の充電中や金属製の柱のそばを歩いている場合などには正確に表示できない。そのような場合はビームの幅が広く表示される。

 map 2 向いている方角があまり正確ではない場合(左)とやや改善した場合(右)

 Googleによると、ビームの幅が広い場合、端末を何度か八の字に回すと精度が修正されるという。実際にやってみたところ、少しビームの幅が狭くなった。

Help_Article_v1.gif

 ナビ画面でもこの表示になったので、自分が正しい方向に向かっているかどうかが分かりやすくなった。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -