NY爆発事件 逮捕の男 イスラム過激派に共鳴のノート所持

NY爆発事件 逮捕の男 イスラム過激派に共鳴のノート所持
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アメリカ・ニューヨークで起きた爆発事件で、アメリカの主要メディアは、逮捕されたアフガニスタン出身の男が、中東のイスラム過激派組織などに共鳴する内容が書かれたノートを持っていたと伝えていて、捜査当局は男が過激な思想の影響を受けていたとみて捜査しています。
ニューヨークのマンハッタン中心部で29人がけがをした爆発事件で、捜査当局は19日、指名手配していたアフガニスタン出身のアメリカ人アフマド・カーン・ラハミ容疑者(28)を逮捕し、リンチ司法長官は20日、「テロ行為」として捜査していることを明らかにしました。

アメリカの主要メディアは20日、ラハミ容疑者が拘束された際に持っていたノートが押収されたと伝えました。捜査当局がこのノートを分析したところ、中東のイエメンを拠点とするイスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」の精神的指導者で5年前に死亡したアンワル・アウラキ容疑者や、2009年にテキサス州のアメリカ軍基地で銃を乱射して13人を殺害したイスラム教徒の男などに共鳴する内容が書かれていたということです。さらに、ノートからは「異教徒を殺害する」といった手書きのメッセージも見つかったということです。捜査当局は男が過激な思想の影響を受けていたとみて捜査しています。