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IT女子、がんばる。

仙台住み24才webデザイナーが、人見知りをなおすために頑張るブログ。

漢方薬局に行ってみたくなる!「ゆるい生活」がおすすめ

雑記 今週のお題 読書レビュー

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今週のお題「プレゼントしたい本」

こんにちは。おはるです。
今週のお題、なんとも素敵ですよね。私もプレゼントしたい本を1冊紹介してみようと思います!

ゆるい生活

ゆるい生活

そんな本はこちら。群ようこさんの「ゆるい生活」。
あることから漢方薬局に通うようになり、通っている間のことを描いたエッセイです。
装丁もゆるくてかわいい、文体もゆったりしていてとても読みやすいです。

これを読んだのはたしか去年の夏あたり。帰省中の時間つぶしにと買ったものでしたが、自分の健康について向き合うきっかけになった本でした!

「増やす」より「減らす」くらしになっていく

ある日突然、強烈なめまいに襲われ、訪れた「漢方薬局」。
そこで教えられたのは、お菓子禁止、身体を冷やさない、過度な水分は摂らない、仕事は7割、趣味は一日ひとつ、鶏肉を食べる…など、漢方薬を飲むだけでは終わらない、我慢と忍耐の暮らしだった。著者が6年に渡って実践した「漢方生活」を克明に綴るエッセイ。

※帯より引用しました。

漢方と一緒に、様々なものを減らしてより暮らしがシンプルになっていく様子が読んでいて楽しい。
頑張りすぎて身体が不調にならないよう、シンプルにゆるい生活をしていく。そういうのってなんだかいいですよね。

漢方薬局ってもっと薄暗いイメージだった

正直、この本を読むまで全く馴染みがなかったです。漢方薬局。
なんとなくのイメージは、小さくて奥にながーいお店を構えていて、おばあちゃんが薬を煎じている…みたいな。ちょっと薄暗い感じ。

でも全然違ってました!
この本に出てくるのはもっともっとクリーンな感じ。先生も30代半ば。そして診察もなにか機械を使うわけではなく、触診や顔色を見るだけで言い当ててしまいます。そのあと患者さんと話しながら、「あなたは水が溜まる体質なので、この習慣はだめですよ」なんてきっちり説明もしてくれる。

すごい!と思ったのは、治療の効果。
薬を飲むだけではなく、様々な生活習慣改善のアドバイスをもらい実行していくのですが、そんなに変わるんだ!というくらい体質が変わっていくので治療の効果がすごいんだなーと。帯には6年に渡って実践した、とあるので実際の変化はもっとゆっくりだったのかもしれませんが。

自分の健康も考え始める

冒頭でも書きましたが、私はこれを読んで自分の健康について考えるようになりました。整体に通うようになったとか。

この本を読んでいると、「じゃあ自分はどうなんだろう…?」と思うことが多々あります。
仕事は8時間~多いときは12時間パソコンに向かいっぱなし。家でもパソコンを使うので、作中でも指摘されている肩甲骨が中に入っている、という状態になってそうだなーとか。
薬局の先生が作中でちらほら言っていることが気になったりとか。(今の人は身体を冷やしすぎ、汗をかかなさすぎ、水が溜まりやすくなっているなど)

自分で特に気にせずやっていたことが、実は身体に良くないことだった…もありそうですよね。

漢方薬局、行ってみたい!

読み終えると漢方薬局行ってみたい!ときっと思います。
作中でやってるリンパマッサージ、私も受けてみたい!!(先生が触ってるだけに見えるのに老廃物が溜まってると叫び声を上げるほどの激痛…)

自分も当時、読み終えたあとに仙台で通えそうな漢方薬局探した記憶があります。その時はお金がどのくらいかかるんだろうって心配と、やっぱり知らないとこ行くのこわい!の人見知り発揮して行けなかったんですが…。
今読み返してもやっぱり行きたいな。ちゃんと探してみようかな。

まとめ

私はあまり一度読んだ本を読み返したりしないのですが、これは2~3回程度読んでるくらい好きな本です。これを書くためにぱらぱら見返しましたがやっぱり面白い。

あと知らなかったのですがかもめ食堂の原作の方なんですね~。ずっっっと気になっていて見れなかった映画なので見てみようかな。

それでは!