納豆は、高タンパク・低脂肪の食品であり、アスリートの体づくりにはピッタリの食べ物といえます。そんな良質な食材に目を付けて、いつしか納豆を愛してしまったアスリートたちも多いようです。
特に納豆に夢中になっている3人のアスリートたちの納豆の取り入れ方や情熱を見ていきましょう。
ラグビーの五郎丸歩選手は、学生時代、毎晩「納豆マヨネーズご飯」を寝る前に食べ、体を大きくしたといいます。納豆は植物性たんぱく質を含む食品であり、アスリートの体作りに欠かせないたんぱく質の摂取源。五郎丸選手の筋肉となり、骨となり、血液となったようです。
とはいえ、この納豆の食べ方は、普通の人は真似しちゃいけないのも事実。ご飯の糖質を夜中に大量に摂取することで、太りやすい食べ方といえるからです。
ドラガン・ストイコビッチさんは、過去にJリーグチーム名古屋グランパスの選手、そして監督を務めたことで知られる人物。日本が大のお気に入りで、特に納豆をこよなく愛していたと言われています。チームの合宿では3食、納豆を用意させていたそうです。ときには、納豆がない朝食に激怒したとのうわさも……。
もちろん、ストイコビッチ元監督は、納豆の美味しさだけでなく、体づくりの面でも良い食べ物だと認識していたようです。納豆は、国を問わず、アスリートに欠かせない食べ物であることが分かります。
元東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務めた、デーブ大久保(大久保博元)さん。出身地が茨城県水戸市とあって、きっての納豆好きだそう。その楽天監督時代、粘ってあきらめない「納豆野球」を推進したことでも知られています。
また、あの長嶋茂雄氏に茨城で有名な「青仁一粒」という納豆を贈ったところ、それ以来、長嶋氏がハマってしまい、朝食の定番になったともいわれています。
この納豆、宮城県産の青豆を用いた大粒の納豆で、1つ450円ほどもするもの。市販の納豆といえば、3パック100円前後で売られていることを考えれば、かなりリッチな朝食です。
アスリートがこよなく愛する納豆。いつもの納豆が、なんだか急にパワフルな食材に見えてきますね。
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