今回もご覧頂きありがとうございます。
今回もクコの効能についてのご案内です。
「えっ!?まだ、クコの効能ってあるの?」と思っていらっしゃる方もいるかも知れませんが、
そうです!まだあるのです!
私も、始めクコの効能の多さを知った時は驚きました。
しかし、クコについて興味があったのと、効能を自分の為に知っておこうと思いました。
効能は知っておいた方が良いと私は思います。
では、クコの効能をご案内して行きます。
何か分からない事があれば「その1」と「その2」を参考にして下さいね。
クコの実
効能
効能1
老化防止
血管を丈夫にする
説明1
クコは、中国の本草書の古典である『神農本草経』の中で、「久しく服すれば、筋骨をたくましくし、身を青年のように軽くする」生薬の一つと言われています。
漢方生薬として腎虚に使用されるのは、「地骨皮 ジコツピ」と呼ぶ根と「枸杞子 クコシ」と呼ばれる実が主です。
特にクコの実には、ビタミンB1・B2やルチンなどが含まれ、血管を丈夫にする作用がある事が知られています。
利用法1
クコ酒にする
枸杞子200gに氷砂糖100gを加え、ホワイトリカー1.8リットルを注いで2~3ヵ月保存する。
これを、毎日2~3回、盃に1杯ずつ飲用する。
薬効の強い根を煎じる
地骨皮5gを、水600mlで、半分の量になるまで煎じる。
カスを濾(こ)して、1日に3回に分けて、空腹時に温めて飲用する。
効能2
高血圧症
血管を丈夫にする作用がある
利用法2
クコの葉10gを、水400mlで半分の量になるまで煎じて、カスを濾(こ)す。
これを3回に分けて、空腹時に温めて飲用する。
効能3
低血圧症
身体全体の調子を整える
利用法3
クコには、直接、血圧を上げたり、下げたりする作用はありません。
しかし、全身の調子を整えて、血圧を安定させる作用がある事が、経験的に知られています。
クコ茶をお茶代わりに毎日飲用するか、クコの根(地骨皮)酒にして活用して下さい。
効能4
冷え・のぼせ
利用法4
枸杞子粥をお茶の代わりに飲用する
枸杞子粥の作り方
①鍋に洗った米1カップ、水10カップを入れて強火にかける。
②煮立ったら弱火にして、酒で戻した枸杞子大さじ3をを加えて炊く。
③塩で味を調える。
④小口切りのアサツキ少々を散らす。
クコ茶は不老長寿の薬草と言われ、健康長寿のお茶として愛用されて来ました。
薬用には、根、茎、葉、種子、果実などほとんど全草を使用します。
冷え症には、葉をお茶の代わりにします。
お茶は、秋に出る新しい葉を摘んで陰干しにし、これを細かく刻んでお茶の葉と同じ様にして飲用します。
効能5
補血作用
利用法5
意外においしく食べられます
葉はクコ茶としておなじみのクコですが、実にも薬効があります。
クコの実は、生薬名を枸杞子と言って、肝臓や腎臓の機能を高め、血を補う作用が優れているとして漢方薬に使用されています。
実は、甘味があり、生でそのまま食べる事ができます。
手に入らない時は漢方専門薬局で枸杞子を求め、そのまま食べても良いです。
また、酒に漬けて戻した物をサラダに加えるなどして食べてもおいしいものです。
乾燥した物なら、1日大さじ2杯を食べるのが目安です。
効能6
円形脱毛症
利用法6
ストレスによる円形脱毛症には、クコとナツメの実を煎じた物をお茶の代わりにして飲用する
クコの実(生薬名:枸杞子)5gと、ナツメの実(生薬名:大棗 タイソウ)5gを、水600mlで、半分の量になるまで弱火で煎じる。
これを1日分として、空腹時に何回かに分けて飲用する。
枸杞子は、酒で戻して冷蔵しておき、サラダや和え物、炒め物にと使うのも一つの方法です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上がクコについてのご案内でした。
とてもたくさんの効能や利用法がありましたね。
これらを知っておくと役に立つと思います。
ぜひ、活用して下さいね。