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【共産党6中総詳報(3)】核兵器禁止めぐり中国共産党と対立「覇権主義そのものだ」

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【共産党6中総詳報(3)】
核兵器禁止めぐり中国共産党と対立「覇権主義そのものだ」

 安倍暴走政治への審判としての(10月23日投開票の)衆院東京10区、福岡6区での補欠選挙は重要だ。共産党は野党共闘を実現し、勝利を勝ち取るために力を尽くす。この点でも中央段階での速やかな協議を呼びかけるものだ。政府・与党、一部メディアによる野党共闘攻撃、共産党攻撃は、参院選後も執拗(しつよう)に続けられており、それを打ち破ることは引き続き重要な課題だ。参院選で相手の思い通りにさせなかったことは事実だが、これを打ち破っているわけだ。

 引き続き戦いが必要だ。安倍政権の別動隊として、憲法改定、野党共闘攻撃の先兵となっている日本維新の会の役割を広く明らかにしていくことも重要だ。中央役員の皆さん、大きな成果を挙げた参院選に続き、総選挙でも野党と市民の共闘を発揮させ、安倍政権を打倒し、新しい政治を築くために全力を挙げようではないか。

 次に国際問題のいくつかの焦点について報告する。9月9日、北朝鮮は5回目となる核実験を強行した。核実験は連続する弾道ミサイル発射とともに世界の平和と安定にとっての重大な脅威であり、累次の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙だ。わが党は、この無法な暴挙を厳しく糾弾するという態度を表明した。

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