読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

走れ~

こんばんは、台風の猛威も去り一段落です。しかし今も暴風雨と向き合ってる方もおられます。どうか無事でありますように。今日は走れ~マキバオーを書きます。

みどりのマキバオー』は、つの丸による日本の競馬漫画作品です。

f:id:nfumikun:20160920211914j:plain

まず初めにモーリアローです。声優、 山田雅人です。父:サンデーサイデンス。母:ボウアンドアロー。栗毛。栗東・吉川厩舎所属。生産者・毛利牧場関西弁を喋る逃げ馬、スプリングステークスマキバオーと対戦します。経営難の小さな牧場が起死回生の手段として、サンデーサイデンスの種をつけて生まれたが、バブル崩壊により牧場が倒産、牧場主一家は離散するという過去を持ってます。兄弟の様に親しい牧場主の息子、テルの為に賞金を稼ぐべく他の馬の妨害などあらゆる手段を用い勝利していた。共同通信杯でワクチンを骨折させた後、スプリングステークスにてマキバオーと対決し、自身の卑劣さを強く指摘され大敗を喫するも、直後、テルと共に牧場主と再会し改心するに至ったらしいです。

f:id:nfumikun:20160920212610j:plain

次にベアナックルです九州出身の「史上最強の駄馬」。性格に難があり、青葉賞までは負けが多かったが、マキバオーをラスト1ハロン11秒という驚異のタイムで、差し返して勝利しました。ダービーではスタートで立ち上がって致命的な大出遅れをしたにもかかわらず、5馬身差の3着に突っ込んでくるという。京都新聞杯でスタート直後に騎手を振り落とし、それを知らずに先頭でゴールインしました。菊花賞では外埒蹴りに失敗して股間を埒に激突させ、競走中止しました(笑)。

f:id:nfumikun:20160920212937j:plain

次にチューべえ親分です。通称「親分」。元は森のねずみで母を捜すためにみどり牧場を抜け出したマキバオーと森の中で出会い、「うんこたれ蔵」の名を与えました。それ以降はマキバオーの親分としてマキバオーの世話を焼くように。物語初期は遊び半分な感じでマキバオーに付き合っていたが、カスケードとの初対戦で敗北後は真剣にマキバオーを一流の競走馬に育てるべく、真面目に調教や特訓を行う様になり、時が経つにつれレースに勝つ喜びを見出していくんです。レースではいつもマキバオーの頭上に乗り、チームリーダーとして騎手の管助と共にマキバオーを支えてきました。

f:id:nfumikun:20160920213222j:plain

次はアマゴワクチンです。二冠馬ピーター II の全弟。スタミナと長距離に強い適性を持つ。デビュー時は自分に自信がなく敗退を続けていたが、故障した兄ピーター II より三冠の夢を託され、打倒カスケードを目指し朝日杯でマキバオー、カスケードと対決し、カスケードには2着に敗れるがマキバオー、カスケードを含んだ三強として認められるのです。4歳時は共同通信杯4歳ステークスで骨折し、完全に仕上がることなく臨んだ皐月賞ではマキバオーらのスタミナを奪うペース操作を行うが、最後の直線でカスケード、マキバオーサトミアマゾンに勝負を挑もうとしてジョッキーに制止され着外に終わるんです。

 

f:id:nfumikun:20160920213653j:plain

この馬なくしては語れませんね、カスケードです。当初はマキバオーを歯牙にもかけていなかったが、朝日杯以降はマキバオーをライバルと認め数々の名勝負を繰り広げました。4歳時はドバイでの調教にてエルサレムカントナと並び世界4歳馬の10傑に選ばれるが、ハードな調教によるコンディション不調とマキバオーの急成長により皐月賞では大苦戦後、判定で勝利する(マキバオーサイドの事故がなければ完全に負けていたとカスケード自身も認めている)んです。その後、自らの弱点を克服する為、NHKマイルカップに出馬、外国産馬最強のニトロニクスを「三の脚」で下し、マキバオーとの決戦、日本ダービーに挑み、王者の誇りを守る為、陣営から指示された「大外から抜きさる」戦法を無視して、マキバオーと大接戦を繰り広げ、ダービー史上初の同着となりました。ダービー後は海外に渡り凱旋門賞に挑むが、マリー病を患い、敗退しました。帰国後は自身の魂を引き継がせる為、病に身を侵されつつも有馬記念に参加、最大のライバル、マキバオーに夢を託して満足した顔で敗れ去る所は涙が出ました。

f:id:nfumikun:20160920214128j:plain

最後にマキバオーです。性格はかなりののんきでお調子者です。「んあ~」「~なのね」が口癖ですね。生まれたばかりの頃は臆病で甘えん坊だったが、母との別れやチュウ兵衛や調教師の昌虎により、次第にたくましさを身につけていくのです。また車や電車に乗ったり椅子に座るなど、人間と同じ仕草が出来る。好物はリンゴ。本名の「うんこたれ蔵」は野犬に襲われ脱糞した事からチュウ兵衛が名付けたんです。並外れた猛ダッシュが売りであったが、始めの頃は、まっすぐにしか走れないのが欠点であり、曲がりきれずに柵にいつも激突していたが、後に克服しカーブでも曲がれるようになりました。2歳の頃にカスケードと対戦、惨敗した事により打倒カスケードを目指し、3歳夏にデビューして、アンカルジア、ニトロニクスなどの強敵と戦いつつ、同じく打倒カスケードを目指すアマゴワクチンとともに朝日杯3歳S、そして皐月賞日本ダービーでカスケードと戦うんです。皐月賞ではアクシデントにより2着に敗れるが、ダービーでは大接戦を繰り広げて初の1着同着となります。ダービー同着直後、チュウ兵衛を失った事に伴うトラウマにより走れなくなりました。しかし後に復活、菊花賞を経て有馬記念でライバル、カスケードに引導を渡しついに日本一になった伝説の馬です。