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   昭和55年12月登録  (押形参照願います)
  形状・・・・・・・・無反り。身幅・重ね共尋常な鎬造りの平造の短刀。庵棟。 
   法量・・・・・・・・長さ18.0センチ。反り0センチ。身幅1.2ミリ。重ね5.4ミリ。茎長さ10.0センチ。茎反りなし。
  鍛え・・・・・・・・板目に杢交じり、流れる。地沸よくつく。
  刃紋・・・・・・・・小沸出来でやや締り心の直刃。うちのけ・食違い刃働く。
  鋩子・・・・・・・・ふくらに添って直ぐに焼き詰る。
  彫・・・・・・・・・なし。
  茎・・・・・・・・・うぶ。刃方削ぐぎ棟方切。独特のタナゴ腹となる。棟方・刃方共に微かに小肉。鑢目不明。目釘一。
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   押形を作成しましたので参照してください。
   元々は銘があったようですが、今は判読できません。なんとなく村正とあったような痕跡もあります。

   茎の形状が独特で、直刃なことと、鍛えが強く柾かかっているため、大和本国の則長であったと想像できます。

  大和本国物は特に人気があります。この際 一振りコレクションしてください。
  時代の割りには、砥減りは少ない方ですし、基礎的欠陥はありません。

   よって、このままでも、日刀保の保存審査に出せますし、おそらくそのような極めが付くものと予想しています。

  素銅に銀鍍金の時代はばき付き。  白鞘入り。

  

   申訳ございませんが、あまりに入札が低調ですと出品取下げさせて頂きます。

  落札者は、落札して購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届

  出が必要です。