こんばんは!さゆ吉です。
皆さん「不妊治療」という言葉をご存知ですか?近年、晩婚化が進みメディアでもよく取り上げられているので「聞いた事はあるけど、実際どんな治療をするのかは知らない」という方が大半ではないでしょうか。
「不妊治療」とは
健康な男女が妊娠を希望し、正常な性生活を営みながら2〜3年たっても妊娠しない不妊状態を治療することをいいます。
一般的な治療の流れとしては、以下の3パターンになります。
1.タイミング法
排卵日を予測して、性行為をして妊娠率を上げる方法。基礎体温計をつけて目安にする。費用は数千円
2.人工授精
男性側に不妊の原因があった場合に有効。精液を採取し、専用のチューブを使って子宮に注入する方法。費用は1回につき1.5〜3万円
3.体外受精(顕微授精)
人工授精でもダメだった場合や、高齢などで妊娠する確率が低い夫婦に有効。女性から卵子を、男性から精子を取り出し、体外で専用の培養液で受精させます。受精卵を子宮に戻し、着床したら妊娠成立。最も妊娠する確率の高い方法ですが、保険がきかないので費用が高額。採取できた卵子の数、受精卵の保存期間などで費用が変動しますが30〜100万円(ちなみに私達夫婦は60〜70万円程かかりました)
夫婦で話し合いをしました
子供が欲しいと思ったキッカケは、当時可愛がっていた愛猫の死。しょうくんの妹分で、私にとってはとても思い入れのある猫で、子供のように可愛がっていました。軽いペットロスにかかり、数ヶ月は毎日泣いて暮らしていました。さみしくてさみしくて…いつしか「子供がいたらもう少しマシだったのかな」なんて思うように。そんな時、不妊治療のことを知ったのです。
私たちの場合、主人の男性不妊が最初からわかっていたので2の人工授精を試してみる事にしました。「赤ちゃんはできたら欲しいね。ダメだった場合は夫婦二人の生活を楽しんでいこう」というスタンスだったので、体外受精までは考えていませんでした。「体外受精は費用が高額だし、失敗した時の精神的負担が大きすぎる。人工授精を6回してダメだったら、あきらめよう」最初はそう話し合っていたのです。
実は記事にするかどうか悩みました
ともちんは不妊治療で授かった赤ちゃんです。実はこのことを記事にするかどうか、ブログを始めた時からずっと悩んでいました。長くなりそうだし、私自身、治療中は辛い思いをたくさんしてきたので暗い記事になってしまうのではないか。でも、自分が治療してた時には実際に不妊治療をしてた方の体験談ってとても参考になったし励まされたので、私の体験談もいつか誰かの役に立てればいいなと思い、記事にする事にしました。
少し長くなりそうなので、通常のゆるい記事の合間合間にゆっくり書いていきますね。次は、私たち夫婦が実際に行った治療のことを詳しく書いていきます。