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石川獅子舞 14年ぶり復活 白山・上吉野区 初の棒振り「最高」
白山市上吉野区の秋祭りが18日あり、14年ぶりに青壮年団員らによる獅子舞が復活した。獅子舞がなかった時期に区外から移り住んだ“新人”4人もデビュー。棒振り、獅子方として演舞を披露した。(松本芳孝) 吉田敏弘区長(72)が一月の区の総会で子どもの減少から二〇〇二年以来、途絶えていた子どもみこしを区活性化のため復活させることを提案。話を聞いた青壮年団が同年から団員減でやめていた獅子舞も復活させることを決めた。獅子舞の練習を九月一日から日曜を除き、毎日続けてきた。 祭り本番のこの日はあいにくの雨で、目玉の一つとしていた子どもみこしの区内お練りは中止になったが、獅子舞は出発地点の地区集会所で披露後、吉野神社に奉納した。区内のグループホームくろゆりで舞った際には久々の獅子舞を喜ぶお年寄りが見られた。 広島県出身で三年前に区に来た柴山雄一さん(28)は初の棒振りに「最高。こんな伝統があるとは知らなかった。来年もやりたい」と上気した表情。吉田区長は「今年は天候に恵まれなかったが、区外の子どもたちも多く集まり、祭りらしい雰囲気になって住民も喜んでくれた。来年も続けたい」と話した。 PR情報
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