インド・アフガン首脳会談 テロ対策強化を確認
インドとアフガニスタンの首脳会談が行われ、この地域で起きているテロの撲滅を目指して軍事協力を強化することを確認し、テロの越境を許していると指摘されるパキスタンをけん制する狙いがあるとみられます。
インドのモディ首相は、14日首都ニューデリーを訪れたアフガニスタンのガニ大統領と首脳会談を行いました。会談のあと、両首脳は声明を出し、この地域で起きているテロが「唯一で最大の脅威」だとして深い懸念を示したうえで、両国を標的にしたテロの撲滅と地域の安定を実現させることで合意したことを明らかにしました。そして、テロ対策として両国の軍事協力を強化したうえで、アメリカを加えた3か国で対策を協議することを確認しました。
テロが相次ぐアフガニスタンでは、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓った過激派や反政府武装勢力タリバンが隣国パキスタンから越境していると指摘されています。
また、インドでもパキスタンと領有権を争うカシミール地方にパキスタンから過激派が侵入し、カシミールの分離独立の活動を支援しているとみられ、この1か月ほどでインドの治安部隊との衝突が相次ぎ、80人近くが死亡しています。
今回の会談で、両首脳は関係強化を表明することでパキスタンをけん制する狙いがあるとみられます。
テロが相次ぐアフガニスタンでは、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓った過激派や反政府武装勢力タリバンが隣国パキスタンから越境していると指摘されています。
また、インドでもパキスタンと領有権を争うカシミール地方にパキスタンから過激派が侵入し、カシミールの分離独立の活動を支援しているとみられ、この1か月ほどでインドの治安部隊との衝突が相次ぎ、80人近くが死亡しています。
今回の会談で、両首脳は関係強化を表明することでパキスタンをけん制する狙いがあるとみられます。