中国政府 台湾の中国人旅行客の減少は台湾側に原因

中国政府 台湾の中国人旅行客の減少は台湾側に原因
台湾で民進党政権の発足後、中国人旅行客が減少し、観光業者などが対策を求めるデモを行ったことについて、中国政府は旅行客が減ったのは民進党政権が「1つの中国」という考え方を受け入れていないのが原因だとして、これを受け入れるよう改めて求めました。
台湾では、民進党政権の発足後、中国との関係が冷え込んで中国人旅行客が減少し、12日には、各地の宿泊施設や観光バスなど観光業に関係する業者の団体の呼びかけで当局に対策を求めるデモが行われました。

これについて、中国政府で台湾問題を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は14日の記者会見で、「台湾側は『1つの中国』という考え方を確認しておらず、多くの方面に影響が出ていて、大陸からの旅行客が減少したこともその1つだ。台湾の旅行業界の利益が損なわれたことの問題の所在は明確だ」と述べ、原因は台湾側にあるという認識を示しました。
そのうえで、「旅行客へのセールスだけでは根本的な問題解決にならない。問題は、引き起こした側が解決しなければならない」と述べて、蔡英文総統率いる民進党政権に対して、中国人旅行客の誘致で中国側の協力を得るためにも、「1つの中国」という考え方を受け入れるよう改めて求めました。