NYでイスラム教徒の女性が服に火をつけられる
アメリカ・ニューヨークの中心部で、海外から旅行で来ていたイスラム教徒の女性が、何者かによって服に火をつけられる事件があり、警察は差別に基づく犯罪、「ヘイトクライム」の可能性があるとみ見て捜査しています。
ニューヨーク・マンハッタンの中心部で10日、海外から旅行で来ていた35歳のイスラム教徒の女性が歩いていたところ、身に着けていたイスラム教徒の伝統的な服の一部が燃えていることに気付きました。女性は手ではたいて火を消し、けがはありませんでした。
当時、女性のそばに、手にライターを持った男が立っていましたが、女性が男に気付くと立ち去ったということです。
警察はこの男がライターで火をつけたと見て、13日、男が映った防犯カメラの映像を公開し、行方を捜査しています。
事件が起きた10日は、イスラム過激派のテロ組織によって引き起こされたアメリカの同時多発テロ事件からちょうど15年となる日の前日で、警察は人種や宗教を理由とした差別に基づく犯罪、「ヘイトクライム」の可能性があると見て調べています。
アメリカでは去年、イスラム教の礼拝施設を狙った破壊行為や嫌がらせの件数が、前の年と比べて4倍に急増するなど、イスラム教徒を標的とした事件が相次いでいます。
当時、女性のそばに、手にライターを持った男が立っていましたが、女性が男に気付くと立ち去ったということです。
警察はこの男がライターで火をつけたと見て、13日、男が映った防犯カメラの映像を公開し、行方を捜査しています。
事件が起きた10日は、イスラム過激派のテロ組織によって引き起こされたアメリカの同時多発テロ事件からちょうど15年となる日の前日で、警察は人種や宗教を理由とした差別に基づく犯罪、「ヘイトクライム」の可能性があると見て調べています。
アメリカでは去年、イスラム教の礼拝施設を狙った破壊行為や嫌がらせの件数が、前の年と比べて4倍に急増するなど、イスラム教徒を標的とした事件が相次いでいます。