国連総会開幕 難民問題や北朝鮮対応を議論へ
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ニューヨークの国連本部で、ことしの国連総会が開幕し、今月下旬からは世界各国の首脳も参加して、緊張が続くシリア情勢や難民問題への取り組みのほか、国際社会の制止を無視して5回目の核実験を強行した北朝鮮への対応などについて、活発な議論が交わされる見通しです。
国連本部では13日、193の加盟国の代表が参加して第71回の国連総会が開幕し、冒頭、新しい議長にフィジーの外交官出身のピーター・トムソン氏が就任しました。続いて、ことしいっぱいで10年の任期を終えるパン・ギムン(潘基文)事務総長が演説し、「多くの脅威に向き合い、不正義に直面している人々と団結しなければならない」と述べ、国際社会の結束を呼びかけました。
今月20日からは各国の首脳による一般討論演説が始まり、初日にはアメリカのオバマ大統領やイギリスのメイ首相がそれぞれ演説を行います。またこれに合わせて、オバマ大統領が議長を務める難民問題を話し合う首脳級の会合や、シリア内戦の終結に向けた方策を協議する安全保障理事会の閣僚級の会合も開かれます。さらに、再三にわたる安保理決議を無視して、先週5回目の核実験を強行した北朝鮮への対応も主要な議題となるものと見られ、追加の制裁に向け各国首脳がどこまで結束を示せるのかや、今回初めて総会に参加する北朝鮮のリ・ヨンホ外相が、これにどう応じるのかも注目されます。
今月20日からは各国の首脳による一般討論演説が始まり、初日にはアメリカのオバマ大統領やイギリスのメイ首相がそれぞれ演説を行います。またこれに合わせて、オバマ大統領が議長を務める難民問題を話し合う首脳級の会合や、シリア内戦の終結に向けた方策を協議する安全保障理事会の閣僚級の会合も開かれます。さらに、再三にわたる安保理決議を無視して、先週5回目の核実験を強行した北朝鮮への対応も主要な議題となるものと見られ、追加の制裁に向け各国首脳がどこまで結束を示せるのかや、今回初めて総会に参加する北朝鮮のリ・ヨンホ外相が、これにどう応じるのかも注目されます。