北朝鮮の核実験めぐり 米と北朝鮮が激しい応酬
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北朝鮮による核実験に対して国際的な非難が高まる中、スイスのジュネーブで開かれた軍縮会議では、アメリカが北朝鮮による核保有を断じて認めないとしたのに対し、北朝鮮はあくまでも核開発を推し進めると反論し、双方が激しい応酬を繰り広げました。
ジュネーブで13日に開かれた軍縮会議では、北朝鮮が先週、5回目の核実験を行ったことについて、アメリカや日本など30か国以上が相次いで非難する声明を発表しました。
このうち日本の佐野利男軍縮大使は、「世界の平和と安全を脅かす許されざる行為だ」と述べ、国際社会の制止を無視して核実験を繰り返す北朝鮮を厳しく非難しました。また、アメリカの代表も、「国連安保理決議に違反し続ける北朝鮮を、核保有国として認めるつもりはない」と述べ、北朝鮮による核兵器の開発や保有を断じて認めないと強調しました。
これに対して北朝鮮の代表は、「アメリカこそがわが国に核開発を強いている。アメリカの挑発が続くかぎり今後も核開発を続ける」と強く反論し、双方が激しい応酬を繰り広げました。
北朝鮮による核実験をめぐっては、13日にニューヨークで開幕する国連総会でも主要な議題となるものと見られ、北朝鮮に対する追加制裁に向けて各国の首脳がどこまで結束を示せるのかや、これに北朝鮮側がどう応じるのかが注目されます。
このうち日本の佐野利男軍縮大使は、「世界の平和と安全を脅かす許されざる行為だ」と述べ、国際社会の制止を無視して核実験を繰り返す北朝鮮を厳しく非難しました。また、アメリカの代表も、「国連安保理決議に違反し続ける北朝鮮を、核保有国として認めるつもりはない」と述べ、北朝鮮による核兵器の開発や保有を断じて認めないと強調しました。
これに対して北朝鮮の代表は、「アメリカこそがわが国に核開発を強いている。アメリカの挑発が続くかぎり今後も核開発を続ける」と強く反論し、双方が激しい応酬を繰り広げました。
北朝鮮による核実験をめぐっては、13日にニューヨークで開幕する国連総会でも主要な議題となるものと見られ、北朝鮮に対する追加制裁に向けて各国の首脳がどこまで結束を示せるのかや、これに北朝鮮側がどう応じるのかが注目されます。