どうも、ライターの今井です。みなさんは焼酎に対してどのようなイメージがありますか?
割らずに飲むとクセが強いものも多く、若者や女性には馴染みが薄いのではないでしょうか。
でも、苦手意識を持っているひとは、もしかしたら”自分と相性のいい”焼酎に出会っていないだけかもしれません。
焼酎と一言で言っても、芋焼酎をはじめ、麦焼酎、米焼酎、黒糖焼酎といった定番の焼酎から、そば焼酎、栗焼酎など、ありとあらゆる素材によって作られているんですよ~
また、レモンサワーやホッピーなど、割りものによってバラエティ豊かに変化する変幻自在のお酒でもあります。
ということで今回は、みなさんが自分に合った焼酎と出会えるよう、ありとあらゆる焼酎を時間無制限で好きなだけ楽しめる場所をご紹介いたします!
その名も「HAVESPI(ハベスピ)」
多数の日本酒を呑み比べできる「KURAND(クランド)」の姉妹店で、2016年7月にオープンしたお店です。
3,000円(税別)の入場料を払うだけで、100種類の焼酎を呑み比べたり、カクテルを作って楽しむことができるんですよ〜!
店内のいたるところに、インテリアのように配置された焼酎たち。
陳列された焼酎には1〜100までのナンバーが振られています。王道から変わり種まで幅広く揃ったパッケージは、見ているだけでワクワクしますね!
今回は、焼酎好きのミュージシャン「fazerock」さんと様々な焼酎をご紹介していこうと思います!
普段はクラブでDJをしているfazerock氏。フロアでもミニマルテクノのように繰り返し水割りを胃に流し込んでいます。
時間無制限の焼酎飲み放題スタート
カウンターでグラスを選んだら、早速セルフサービス開始です!
ロックで味わう麦焼酎「風龍」
まずは店長オススメの麦焼酎「風龍」から!
シンプルにロックで味わいましょう。
fazerock:このどこか懐かしい味は……
麦チョコを彷彿とさせるような香ばしい香りが特徴の「風龍」。
そろそろおつまみが食べたくなってきたので、カウンターで缶詰を購入。
食べ物は持ち込み自由!出前も可
ちなみに食べ物は持ち込み自由なので、お気に入りのおつまみを持ち寄ってくるのがオススメですよ!
寿司などの出前をとることも可能。
2杯目は、セルフバーカウンターで割りものを試してみましょう!
大葉やレモン、梅干しなど、割りものやカクテルに使うトッピングも充実しています!
ソーダがオススメの米焼酎「八重桜」
今度は米焼酎の「八重桜」をチョイス。店長曰く「ソーダがオススメ」とのこと。
トッピングのレモンを浮かべたら完成!
くせが少なく、さっぱりとして飲みやすい焼酎です。
店舗オリジナルカクテルのレシピも置かれています。
私の古巣、ゴールデン街の名を冠したカクテルも!
黒糖焼酎「龍宮」を使ったカクテル作り
カクテルは店員さんに作ってもらったり、教えてもらいながら作ることもできます。今回は店長の名前がついたカクテル「大吉サワー」を作っていきましょう!
ベースは黒糖焼酎の「龍宮」。
扱いやすいプラスチック製のシェイカーを使います。このシェイカーは焼酎の蔵元さんが作ったオリジナル製品だそう。
梅シロップとクエン酸シロップを投入。シェイカーにメモリが付いているので失敗する心配もナシ!
店長に振り方を教えてもらいながらレッツチャレンジ!
「大吉サワー」完成です!
クエン酸と梅のさっぱりとした酸味で寝不足気味のfazerock氏もバッチリ目が覚めました。
コダマサワーって知ってる?
みなさんはコダマサワーというものをご存知ですか?
東京の下町で古くから親しまれてきた割りものです。人気のバイス(梅酢)サワーをはじめ、レモン・ライム・青りんご・うめ・アセロラ・クエン酸と、全7種類のコダマサワーを取り揃えています。
店長曰く、これだけのコダマサワーが揃っている店は少ないとのこと。今回はバイスサワーを使ってみましょう!
ベースは「ジャスミン茉莉花」その名の通り、ジャスミンの茶葉から作られた焼酎です。
バイスサワーを投入。駄菓子を思わせる色彩に、なんだか懐かしさを覚えます。
最後にシソの葉をのせて完成! 色彩豊かで見た目にも楽しいですね。
ビンと並べて置くと、どこかノスタルジックな雰囲気が漂います。
香り豊かで爽やかな味わい。これなら焼酎が苦手な人でもグイグイ飲めそう!
お次はちょっと変わり種の焼酎を使ってオリジナルのカクテルに挑戦! かわいいパッケージが目印の「パンダのまんま」は、なんと笹を原料にした焼酎です。
この焼酎の他にも、レタス、えのき、長芋、またたびなど、意外な食材を原料にした焼酎が多数揃っています。
パンダのイメージに合わせて、カルピスとジンジャーを使った白いカクテルを作ってみましょう!
店長の指導のおかげで、カクテル作りもサマになってきました。
オレンジをそえて完成です! まーかわいいカクテルだこと!
fazerock:ちょっとカルピス入れすぎたかかも……次は少なめにしよう。
店長:こんなのもあるんですよ〜。キンミヤ焼酎を凍らせた「シャリキン」です。これを使うと氷を入れなくてもいいので、最後まで味が薄まらない割りものが作れます。
店長おすすめのシャリキンを使って、ホッピーを作ってみようと思います!
シャーベット上になったシャリキンを入れたら、ホッピーを注ぎます。
軽くステイしたら出来上がり! 細かい氷が喉に心地いい、夏にぴったりのホッピーが出来ました。
今回紹介した他にも多数の焼酎、割りものがあるので、組み合わせはまさに無限大です。
fazerockさん、店長さん、ありがとうございました!
焼酎好きや酒好きはもちろん、焼酎初心者や焼酎が苦手な人も、ここでなら自分に合った焼酎と出会えるかもしれません。ビールや洋酒、日本酒もいいですが、たまには日本の庶民の味、焼酎に溺れてみてはいかがでしょうか?
※記事中のハイサワーのポスター写真は、2016年8月31日までの期間限定となります。
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
著者・SPECIAL THANKS
ライター/今井辰実
新宿ゴールデン街の元バーテンダー。
お酒と海外小説が好き。
編集/Concent編集部
撮影/本藤太郎
ゲスト
fazerock from HyperJuice
1990年生まれ。2010年よりキャリアをスタート。
!!!KYONO+DJBAKU!!!、アフィリア・サーガ・イースト、『hitomi - TEPPEN STAR(劇場版仮面ライダー×仮面ライダー鎧武&ウィザード主題歌)』、『ROBOTICS;NOTES』など数々の楽曲をRemix。 更にアレンジにおいては『GReeeeN - 忍(ミュータント タートルズOP)』、『でんぱ組.inc × ウルトラバトル烈伝 - 超絶ウルトラ☆Happy Days』など、 他にも『超特急 - NON STOP MEGA MIX [fazerock Hyper Express Mix]』や小西彩乃(ex.東京女子流)とのフィーチャリングなどその活動は多岐に渡る。
盟友haraとのデュオ『HyperJuice』としてはMINMIとのコラボ、Mercedes-benzのTVCMを手掛ける等アクティブに活動中。