WiMAX端末に限った事ではありませんが、無線Wi-Fiルーターは複数台のスマホやPCと同時説接続する事が可能です。
接続台数はそれぞれルーターのスペックによって様々ですが、今発売されているWi-Fiルーターであれば、10台くらいであれば同時に接続する事が可能なものが多いでしょう。
WiMAX端末は大体どれくらいの台数を同時に接続出来るの?
今この記事を書いている時点でのWiMAX最新端末は、「Speed Wi-Fi NEXT W03」です。
「W03」の場合、最大同時接続台数は「10台」となっていて、スマホやPCなどの端末を10台まで同時に接続する事が出来ます。
しかし、普通に使っていれば同時に接続するとなると、ノートパソコン、スマホ、iPadくらいで、同時に10台も接続するなんて機会はそうそうありません。
会議などで回線をシェアするという機会もあるかもしれませんが、通常会議室ではWi-Fiが飛んでいたりしますので、それもなかなかあり得ないケースでしょう。
今販売されているWiMAX端末のほとんどは最大接続台数が10台となっているので、自分一人で使おうとすると十分すぎるスペックですね。
WiMAX端末を同時に複数台接続すると速度も遅くなるの?
1台のWi-Fiルーターを複数台で同時接続すると、回線をみんなで分け合っている訳ですから、当然の事ながら速度も遅くなってしまいます。
では、どの程度遅くなってしまうのか、実際に複数台を接続してみて検証してみようと思います。
WiMAX端末を複数台のスマホと接続して速度を測定してみた
実際にWiMAX端末を複数台のスマホと接続して速度を測定してみます。
まず、測定に使用するWiMAX端末は「Speed Wi-Fi NEXT W02」です。
次に、同時に接続する端末達です。
光の調節ミスってとても見にくいのですが、
- MacBookAir
- Android端末2台
- iPhone4/5/6S
- iPad Mini
これらの計7台を同時に接続して、どれくらい速度に違いが出るのかを確認します。
WiMAX端末では、今何台同時接続されてるかを確認する事が出来るのですが、上記の画像の赤枠内に「7」と書かれているのが分かるでしょうか?
これで、今同時に7台接続されているという事が分かります。
この状態のまま、6台の端末でYoutube動画を視聴し、残りの1台で速度測定をしてみました。
1台で普通に速度を測定した時の数値は、「WiMAX2+ギガ放題の速度は下り最大220Mbps?実際どれくらい出るのか測定してみた!」を参考にしてみてください。
1台だけの場合は平均30Mbps程度の速度が出ていましたが、7台の同時接続でも平均25Mbps程度の速度を測定する事が出来ました。
7台同時に接続したからといって速度も「1/7」となる訳ではなく、多少は遅くなるが十分に使える速度は出るという事が分かります。
WiMAX端末を同時接続する際はデータ利用量に注意!
WiMAX端末を同時接続する際は、データ利用量に注意してください。
WiMAX2+ギガ放題では、「3日で3GB」使用すると、速度制限にひっかかってしまいます。
3GBがどれくらいかというと、スマートフォンでYoutubeを見た場合、「約12.5時間」閲覧した時に達する数値となります。
しかし、これを3台のスマートフォンを同時に接続して閲覧すると、それぞれ「約4時間」閲覧した時に達するという事を頭に入れておかなければなりません。
WEBページの閲覧程度ならなかなか達しない数値ですので、動画や高画質の写真などに気を付ければ問題ないでしょう。