沢田紫門
2016年9月18日19時43分
熊本市の秋の風物詩・藤崎八旛宮(はちまんぐう)例大祭の呼び物「神幸(しんこう)行列」が18日あった。熊本地震の影響で、例年の半分の35団体が参加。飾り馬や法被姿の勢子(せこ)らは「ドーカイ、ドーカイ」の掛け声とともに、復興の願いを込めて熊本城下計約12キロを練り歩いた。
参加団体の一つ「託麻 北勢会」は「全国からの震災支援に感謝! 負けんぞ熊本!」と書いた横断幕を掲げた。市内の自宅が全壊し、19日から解体工事に入る同会奉納主の南部新一さん(54)は「つらいが、地震に負けない気持ちを伝えるために参加した」と話した。(沢田紫門)
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