東京大学や早稲田大学など、日本の難関大学に中国人留学生が押し寄せている。「グローバル化」を進めたい大学当局にとって歓迎すべき存在だが、喜んでばかりもいられない。国際的な地位が低下する日本の一流大学が、中国でのすさまじい受験戦争に敗れた学生たちの「敗者復活の場」と化している実態もあるからだ。
■「このままではダメになる」 日本へ
「あのまま中国の大学に残っていたら自分の将来は閉ざされていたでしょう」…
東京大学や早稲田大学など、日本の難関大学に中国人留学生が押し寄せている。「グローバル化」を進めたい大学当局にとって歓迎すべき存在だが、喜んでばかりもいられない。国際的な地位が低下する日本の一流大学が、中国でのすさまじい受験戦争に敗れた学生たちの「敗者復活の場」と化している実態もあるからだ。
■「このままではダメになる」 日本へ
「あのまま中国の大学に残っていたら自分の将来は閉ざされていたでしょう」…
東京大学や早稲田大学など、日本の難関大学に中国人留学生が押し寄せている。「グローバル化」を進めたい大学当局にとって歓迎すべき存在だが、喜んでばかりもいられない。国際的な地位が低下する日本の一流大学が…続き (9/20)
内閣府の調査で、「中国に親しみを感じない」と答えた日本人が8割を超え、過去最悪となった。昨年来の中国の経済失速や、今夏の尖閣諸島周辺への中国船領海侵入問題もあり、日本人の中国離れが進む。だが、そんな…続き (9/5)
1950年代半ば、絵本作家の加古里子(かこ・さとし、90歳)は東京・水道橋にある福音館書店の一室で、編集長の松居直(後の社長)と向かい合っていた。それまで、絵本を描いた経験はない。一介のサラリーマン…続き (8/16)