(上)華麗な飛行で会場を沸かせたブルーインパルス=小松基地
航空自衛隊小松基地の「'16航空祭inKOMATSU」は19日、同基地で行われ、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」や飛行教導群による華麗な飛行ショーに、来場者約7万2千人(主催者発表)が見入った。北國フォトクイーン撮影会(本社、北國写真連盟主催)も開かれ、クイーン6人が爽やか笑顔で「空の祭典」を彩った。
飛行ショーでは、6月に新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)から小松基地に移転した飛行教導群が登場した。「アグレッサー(仮想敵機)部隊」とも呼ばれる、迷彩柄が特徴のF15戦闘機が急上昇や急旋回を行い、戦術指導を担うベテランパイロットの高度な操縦技術を示した。
第303、306両飛行隊のF15戦闘機も変幻自在な飛行を繰り広げ、飛行教導群と合わせた、計12機による編隊飛行で会場を沸かせた。
松島基地(宮城県)所属のブルーインパルスは、三角形や十字架形の隊列を崩さず飛んだり、機体をダイナミックに回転させたりして、航空ファンの目をくぎ付けにした。