蹴球探訪
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【芸能・社会】最年少12歳・柳田咲良さんがグランプリ 石原さとみさん超えたい2016年9月20日 紙面から
女優の深田恭子(33)や石原さとみ(29)らを輩出したオーディション「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」決選大会が19日、東京都品川区の天王洲銀河劇場で行われ、栃木県出身の小学6年生、柳田咲良(やなぎた・さくら)さん(12)が史上最年少でグランプリを獲得した。高畑充希(24)似のルックスで演技力も高く評価された。審査員特別賞は滋賀県出身の中学1年生、三浦理奈(みうら・りな)さん(12)が受賞した。 応募総数2万4794人の頂点に立った瞬間、両手で顔を覆った柳田さんの顔から歓喜の涙があふれた。「信じられないくらいうれしい。ずっと心の中で(自身のエントリーナンバー)9番、9番と呪いみたいに唱えてた」と喜びをかみしめた。第33回・高田光莉さんの12歳6カ月を下回る史上最年少の12歳4カ月。柳田さんはグランプリ特典としてホリプロと専属契約や賞金100万円のほか、角川映画(作品・公開時期は未定)からヒロインとしてデビューすることが決まった。 6歳のころから「女優になるのが夢だった。夢をかなえるために来た」。きっかけは2002年の同オーディションでグランプリを獲得した石原がヒロインで出演した月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」(12年、フジテレビ)を母親と見たこと。「感動して何回も石原さんのモノマネをして、他の女優さんも見るようになった」。 この日は、あこがれの石原もサプライズで祝福。花束を渡された柳田さんは「近くで見るとテレビより全然キレイ」と再び驚きと感動に包まれた。そんな“後輩”に石原は「ホントにキラキラしてる。まだまだ成長期なのでこれからが楽しみ」とエールを送った。 今回は「ピュアガール2016」をテーマに、10代で主演を張れる王道のスター女優発掘が目標だった。“ピュアガール”をテーマにした過去のオーディションは2度あり、96年は当時13歳の深田が、02年は当時15歳の石原がそれぞれグランプリ。その後、スター女優への道を歩んでいる。 今年は10歳から16歳までの女性を対象に書類審査、地方予選、合宿審査を経て、9人のファイナリストが決選大会に臨んだ。ダンスを習い始めて7年目という柳田さんは、最初の1分間自己PRで得意のヒップホップダンスを披露。続く演技審査では3人姉妹の末っ子役を熱演。審査員全員から高評価を集め、柳田さんも「100%出し切れた」と振り返った。 今後の目標に「石原さとみさんを超えたい。いろんな色に染まることができて、どんな役でも感動させられる女優になりたい」とキッパリ。ホリプロの小菅品世実行委員長も「映画、ドラマ、舞台といろんな役ができる高畑さんにタイプが近い。武器がたくさんありそう」と将来のドル箱スターに手応え十分だった。 柳田さんは共演したい俳優には竹内涼真(23)を挙げ、好きな男性のタイプには「正義感が強い人がいい」と話した。 <柳田咲良(やなぎた・さくら)> 2004(平成16)年4月22日生まれ。栃木県出身。身長147センチ。県内の公立小学校に通う6年生で、両親と弟の4人家族。趣味はダンスで好きな食べ物はセロリ。勉強は国語が得意。アピールポイントは目。血液型はB型。好きな映画は実写版の「時をかける少女」。好きな言葉は「負けずぎらい」。 ◆特別賞の三浦さん「ちょっと悔しい」審査員特別賞を受賞した三浦さんは、自己PR審査でソーラン節の踊りを披露し、演技審査では感情をむき出しにする3人姉妹の次女役を演じた。受賞の感想を求められると「グランプリじゃないので、ちょっと悔しいけどうれしい」と笑顔をみせた。 三浦さんは、今回初めて取り組んだホリプロとオンライン動画配信サービス「Hulu(フールー)」などのタッグによる番組「あなたの街のイチオシ美少女グランプリ」で発掘され、合宿審査から合流。小菅委員長は「何をしでかすか分からない爆発力がある」と期待を示した。 PR情報
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