クコについて「その1」では、クコの花言葉、特徴、効能についてご案内しました。
まだご覧になっていない方で、クコについて知りたい方は、ぜひ「その1」もご覧になって下さい。
クコの効能はまだまだありますよ。
次にご案内します。
民間薬としてなじみの深いクコにも、身体を温める作用があります。
クコは、貧血や低血圧にも効果があるため、そんな症状があって身体の冷える人には良い薬と言えるでしょう。
実(枸杞子 クコシ)でクコ酒を作っておくと、いつでも手軽に飲めますよ。
クコの実茶
クコの効能
効能1
冷え症
貧血や低血圧の方
利用法1
軽い時はクコ茶を飲用する
土用に摘んで陰干ししておいた葉を、お茶の代わりにして飲用する。(漢方専門薬局でも入手できる)
飲用しにくい時は、入れる前にアルミ箔を敷いたフライパンなどで炒ってから使用すると、香りが良くなる。
冷え症が強い時には煎じて飲用する
干したクコの葉、茶さじ2杯に、水600mlを加えて、弱火で半分の量になるまで煮詰めて濾(こ)す。
これを1日分として、1日3回、空腹時に飲用する。
効能2
糖尿病・熱冷まし・強壮・視力障害・高血圧症・動脈硬化・疲労回復
利用法2
クコ酒を飲用する
乾燥させたクコの実180g~200gにホワイトリカー1.8リットルを入れる。
果糖を入れる時は10~15日後に50~100g加え、密閉して冷暗所に保存する。
3~4ヵ月経ったら布で濾(こ)す。
冬は3ヵ月、夏は2ヵ月で熟成する。
それを毎日盃1杯飲用する。
効能3
冷え症・便秘・動脈硬化などに有効
強壮・健胃の作用もある
利用法3
クコ茶を飲用する
タンパク質や各種アミノ酸、葉にはベータシトステロールグルコサイドやルチンが含まれている。
日干しにして乾燥させた若葉、一つまみに熱湯を注ぎ、3~4分置いてから飲用する。
手作りするなら春先の若葉が適しています。
効能4
目が赤く充血して痛む時に効く
利用法4
煎じ汁で目を洗う
クコの葉、生の物ならば50g、乾燥した物ならば10gを、水600mlで煎じて、カスを取り去り、この汁で目を洗うと良い。
生の根を良く洗って20gをすりつぶし、それを水600mlで、半分の量になるまで煎じた汁で洗っても良くなる。
以上がクコについてのご案内でした。
たくさん効能がありますね。
実はまだご案内しきれていない効能があるんです。
クコの効能「その3」としてご案内しますので、ぜひご覧になって下さい。