江向彩也夏、松原央
2016年9月19日21時04分
富山市議会の政務活動費不正問題で、新たに現職議長の市田龍一氏(61)=自民会派=が19日、議員辞職する意向を明らかにした。20日に辞職願を出し、記者会見して説明するという。同市議会では8月下旬以降、計8人が政活費の不正を認めて辞職や辞職表明をしており、市田氏で9人目となる。
また富山市内の事務機器会社が取材に対し、市田氏側に虚偽領収書を渡したことを認めた。昨年2月に市田氏側からプロジェクターなど計約14万円の商品を買ったとする領収書を書くよう求められたという。実際の売買はなかった。同5月にも市田氏側が約8万5千円のパソコンを購入した際に約15万5千円の領収書を求められ、渡したという。
ともに会派事務員を通じて依頼され、虚偽領収書は会派控室で事務員に渡したという。同社担当者は「会派とは取引があったので断れなかった」と語った。
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