セールスフォース・ドットコム、ディープラーニング機能「Salesforce Einstein」発表。営業に優先顧客を提示、顧客に商品レコメンデーション、サポートに回答をアドバイス

2016年9月20日

セールスフォース・ドットコムは、同社のクラウドに機械学習機能を組み込んだ新機能「Salesforce Einstein」を発表しました

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Salesforce Einsteinは、同社のクラウドなどに蓄積されたさまざまなデータ、顧客データや取引データ、商品、販売状況、社員のメールやスケジュール、チャットなどをもとにディープラーニングによって機械学習を行うというもの。

これによりSalesforce.comが提供するさまざまなアプリケーションで機械学習を基にした機能を利用できるようになります。

例えばSales Cloud Einsteinでは顧客ごとにリードスコア付けを行い、より優先度の高い顧客に対して営業がアクションできるようになります。

Marketing Cloud Einsteinでは、顧客ごとに最適化されたメールを送信でき、Commerce Cloud Einsteinでは顧客ごとに製品のレコメンデーションを提供。Service Cloud Einsteinでは、サポート担当に適切な返答を推奨するといった機能を備えています。

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Salesforce EinsteinはSalesforceのプラットフォームに組み込まれた機能であるため、同社ユーザーであれば誰でも利用可能です。

同社は、これまで同社がクラウドやCRMを誰でも使えるようにしてきたように、Salesfoce EinsteinではAIを誰でも使えるようにする、としています。

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タグ : SaaS , Salesforce.com , クラウド , 機械学習



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