あーーーーー!!!!!!もう!!!!!!
(以下、うっすらネタバレ)
えーっと。
先ほどレイトショーで見てきたばかりでして。
その興奮冷めやらぬまま、とりあえず書きなぐるので支離滅裂になるかと思いますがご容赦ください。
あと、いつもなら、予約投稿している分はともかくとして、記事を書くときはコメント欄には必ずお返事させていただくというのをマナーというかモラルとして自分に課してはいるのです。
いるのですが・・・・。
今回は、どうしても今の興奮をそのまま記事にしたく、コメントへの返信をしないままに先に記事を書くという非礼を行うこともお許しください。
申し訳ないです・・・・。
さてさて。
そこまでして何を書きたいのかってことなんだけども。
とりあえず、この映画。
自分の評価は★1です。1。
じゃあ駄作なのかというと勿論そんなことはありません。
むしろ出来栄えだけで言うなら、★4。場合によっちゃあ★5でもおかしくない。
ただ、自分はそれがどうしても付けられません。
かといって、この映画に★3だとか2だとかいった評価は似合わないと思うのですよ。
あと、今の自分のこの気持ちも、★3とか2といった中途ハンパな気持ちではない。
だから、もうこれは★1しかねえなと。
そういうことです。
この映画がお好きな方は数多おられると思います。
そういう方にしてみれば、この駄文はかなり腹の立つものになるのかもしれませんが、まあ、そこは辺境のブログの戯言ということでご容赦くださいましまし。
で、感想ですが。
まず、脚本は完璧だと思います。
まあ、冷静に考えたら色々破綻はあると思いますし、こんな青々しい話を40越えてよく書けるなぁみたいな冷かし半分やっかみ半分のツッコミもあるにはあるのですが。
でも、そういうが全部ぶっ飛ばされてしまうくらいの物語の力がこの映画にはある、そう断言しますよ。
(以下、完全にネタバレですのでご注意)
わりと定番の男女入れ替わりものからスタートする本作。
ただ、その入れ替わった後のドタバタをはじめの面白さだけは際立たせつつも、スムーズ、かつスマートにバッサリ処理してしまえるセンスがまず素晴らしい。
で、これまた定番のボーイミーツガールものを経て、一種のタイムトラベルものへと変貌する流れは、伏線の張り方も含めて、お見事の一言。
お話の青臭さというか、子どもっぽさが、脚本の見事さによって全然気にならない・・・それどころかアラフォーのおっさんでも、このThe!青春な主人公二人をむしろ愛おしくさえ感じさせてしまう。
それだけの物語の強度が、ここにはある。
まあ、ついつい批評めいた見方をしてしまうひねくれた自分なんかは、中盤以降の展開を見ている間、一方で、この脚本だったらアンハッピーエンドの方が傑作になるんじゃないの?とか。
二人が最終的に出会えない方が記憶に残る映画になるんじゃないの?とか。
そんな穿った見方もしてしまったのだけども。
それでも、もう一方では、心からこの二人の幸せを願ってしまったわけで。
「ああ!!この二人には幸せになってほしい!!」なんてことを思わせる時点でこの脚本が素晴らしいことは明白なわけだ。
で、またそれを過剰にセンチメンタルに傾けない演出も見事。
基本的に、過剰に泣かせる映画には構えてしまうタイプの自分には、この映画の泣かせにいくと思ったら、ちょくちょく細かいギャグを挟んでくれるくらいの塩梅がとても心地よかった。
特に、主人公が泣きながらおっぱいを揉むシーンは最高。
あの、泣いていいのか笑っていいのかわからんくらいのバランスは、モロに自分の好みだった。
実際、劇場でも隣に座っていた女性が、泣きながら笑っている変な声が聞こえてきて。
ああ、これはいい映画だなぁとつくづく思った次第。
てなわけで、いい映画・・・というか、自分が大好きな類の映画・・・・のはずだった。
はずだったのだ。
はずだったんだけどさぁ・・・・・
結論を書くと、「RADWIMPSうるさすぎ!!!!!!」じゃないかと。
いや、いいバンドなのだろうよ。
あまり知らないけど。(アルバムを昔一枚聴いたことがあるくらい)
きっといい曲も歌っているのだろう。
人気もあるのだろうし、才能もあるのだろう。
で、多分このバンドって、歌詞が評価されているのじゃなかろうか。
いや、曲もいいとか、ライブもいいとか、ファンの方は色々言いたいことはあるのだろうが。
とりあえず、本作を見ている間、この方々の歌詞はやたらと耳に入ってきた。
それだけ力のある歌詞なのだろう。
で、それぞれの場面場面で、主人公たちの心情を歌い上げてくれていた。
「君の前前前世から僕は君を探し続けたよ」とか。
「もう少しだけでいい あと少しだけでいい もう少しだけ くっついていよう」とか。
懇切丁寧にその時の気持ちを歌い上げる。
練られた歌詞をまき散らす。
でも、その必要あるか???
なんだこの過剰な歌詞は。
ミュージカルか??
いや、曲自体は悪くないのだと思う。もはや今の自分には判別できないけど。
ただ、とにかく、その曲が映画で語られる心情なり感情なりをダイレクトに伝え過ぎるのだ。
とにかくあらゆる場面で、RADWIMPSが歌ってくれる。歌い上げてくれる。
主人公二人の喜びも、悲しみも、切なさも全て。
もう、本当に全て、RADWIMPSが歌ってくれるのだ。
なんだこの親切設計。
そのせいで、見ているこちらが自分の感情を組み立てる余裕がない。
余韻に浸れない。
てか、詰まるところ、五月蝿い。
映画では珍しい、「オープニングで主題歌が丸々流れる」という展開から少し嫌な予感はしていたのだ。
でも、その後の脚本、及び演出の確かさで、油断してしまった。
この映画は、最高だ!!!と思ってしまった。
見ている間中期待値は上がる一方だった。
だから、劇中の親切な歌声も、なんとか飲み込めた・・・・というか聞こえないふりをしてやり過ごせたのだ。
でも、ラストの怒涛の歌声ラッシュでさすがに目が覚めた。
そもそも、なんで劇中で歌を何度も聞かされなあかんねん。
クライマックスなんて、日本語の歌と主人公たちのセリフとが重なり合う始末。
こんなもん、いまどき月9のラストシーンくらいしか見ない演出だ。
てことで、エンディングでダメ押しのRADWIMPSを聴いている時は、悔し涙を流してしまった。
こんなにも素晴らしい脚本と映像をものにしながら、なぜにここまで歌を響かせた!!!!
劇中の歌をメロディのみにするだけで全然違ったはずなのだ。
あるいは、せめて2、3曲減らしてくれれば・・・・・・・・・・
自分にとって、大好きな一本になりそうな映画だっただけに、この悔しさは相当なものだった。
まあ、この映画の対象年齢って多分自分は入っていなくて。
もう少し若い世代向けの映画なのだろうとは思う。
そもそもRADWIMPSも世代的には自分より随分若いバンドだし。
で、この映画は確実にその世代の心には突き刺さって、大ヒットをしているわけで。
そういう意味では、自分がここで書き散らしていることは、それこそ老害以外のなにものでもないのかもしれない。
でも、老害を承知であえて書くけどさ。
今の若い世代って、これくらい説明過多じゃないと感動できないのか????
この説明過多な歌声を五月蝿いと思わないのか????
・・・・・・そんなことを考えていたら、カッとなって夜中についつい書きなぐっちまった。
まあ、好きな人が多い映画だろうとは思う。
自分だって、嫌いじゃない・・・というか、見ている間、クライマックスまでは「この映画最高!」と思っていた人間だし、決して嫌いな映画でもないのだけども。
ただ、鑑賞後、ここまで「もったいない!!!」とか「悔しい!!!」みたいな感想を持った映画は初体験だったので、とりあえず記録として残しておくことにした。
異論反論はあるでしょうが。
追記
新海誠という監督の作品を見たのも、本作が初めてなので、こういう説明過多なBGMってのがそもそも作家性に依拠するものなのかどうかがよくわからない。
他の作品でもこういう感じなのか?
それとも本作はRADWIMPSが曲を担当したということで、こんなことになったのか??
先ほどレイトショーで見てきたばかりでして。
その興奮冷めやらぬまま、とりあえず書きなぐるので支離滅裂になるかと思いますがご容赦ください。
あと、いつもなら、予約投稿している分はともかくとして、記事を書くときはコメント欄には必ずお返事させていただくというのをマナーというかモラルとして自分に課してはいるのです。
いるのですが・・・・。
今回は、どうしても今の興奮をそのまま記事にしたく、コメントへの返信をしないままに先に記事を書くという非礼を行うこともお許しください。
申し訳ないです・・・・。
さてさて。
そこまでして何を書きたいのかってことなんだけども。
とりあえず、この映画。
自分の評価は★1です。1。
じゃあ駄作なのかというと勿論そんなことはありません。
むしろ出来栄えだけで言うなら、★4。場合によっちゃあ★5でもおかしくない。
ただ、自分はそれがどうしても付けられません。
かといって、この映画に★3だとか2だとかいった評価は似合わないと思うのですよ。
あと、今の自分のこの気持ちも、★3とか2といった中途ハンパな気持ちではない。
だから、もうこれは★1しかねえなと。
そういうことです。
この映画がお好きな方は数多おられると思います。
そういう方にしてみれば、この駄文はかなり腹の立つものになるのかもしれませんが、まあ、そこは辺境のブログの戯言ということでご容赦くださいましまし。
で、感想ですが。
まず、脚本は完璧だと思います。
まあ、冷静に考えたら色々破綻はあると思いますし、こんな青々しい話を40越えてよく書けるなぁみたいな冷かし半分やっかみ半分のツッコミもあるにはあるのですが。
でも、そういうが全部ぶっ飛ばされてしまうくらいの物語の力がこの映画にはある、そう断言しますよ。
(以下、完全にネタバレですのでご注意)
わりと定番の男女入れ替わりものからスタートする本作。
ただ、その入れ替わった後のドタバタをはじめの面白さだけは際立たせつつも、スムーズ、かつスマートにバッサリ処理してしまえるセンスがまず素晴らしい。
で、これまた定番のボーイミーツガールものを経て、一種のタイムトラベルものへと変貌する流れは、伏線の張り方も含めて、お見事の一言。
お話の青臭さというか、子どもっぽさが、脚本の見事さによって全然気にならない・・・それどころかアラフォーのおっさんでも、このThe!青春な主人公二人をむしろ愛おしくさえ感じさせてしまう。
それだけの物語の強度が、ここにはある。
まあ、ついつい批評めいた見方をしてしまうひねくれた自分なんかは、中盤以降の展開を見ている間、一方で、この脚本だったらアンハッピーエンドの方が傑作になるんじゃないの?とか。
二人が最終的に出会えない方が記憶に残る映画になるんじゃないの?とか。
そんな穿った見方もしてしまったのだけども。
それでも、もう一方では、心からこの二人の幸せを願ってしまったわけで。
「ああ!!この二人には幸せになってほしい!!」なんてことを思わせる時点でこの脚本が素晴らしいことは明白なわけだ。
で、またそれを過剰にセンチメンタルに傾けない演出も見事。
基本的に、過剰に泣かせる映画には構えてしまうタイプの自分には、この映画の泣かせにいくと思ったら、ちょくちょく細かいギャグを挟んでくれるくらいの塩梅がとても心地よかった。
特に、主人公が泣きながらおっぱいを揉むシーンは最高。
あの、泣いていいのか笑っていいのかわからんくらいのバランスは、モロに自分の好みだった。
実際、劇場でも隣に座っていた女性が、泣きながら笑っている変な声が聞こえてきて。
ああ、これはいい映画だなぁとつくづく思った次第。
てなわけで、いい映画・・・というか、自分が大好きな類の映画・・・・のはずだった。
はずだったのだ。
はずだったんだけどさぁ・・・・・
結論を書くと、「RADWIMPSうるさすぎ!!!!!!」じゃないかと。
いや、いいバンドなのだろうよ。
あまり知らないけど。(アルバムを昔一枚聴いたことがあるくらい)
きっといい曲も歌っているのだろう。
人気もあるのだろうし、才能もあるのだろう。
で、多分このバンドって、歌詞が評価されているのじゃなかろうか。
いや、曲もいいとか、ライブもいいとか、ファンの方は色々言いたいことはあるのだろうが。
とりあえず、本作を見ている間、この方々の歌詞はやたらと耳に入ってきた。
それだけ力のある歌詞なのだろう。
で、それぞれの場面場面で、主人公たちの心情を歌い上げてくれていた。
「君の前前前世から僕は君を探し続けたよ」とか。
「もう少しだけでいい あと少しだけでいい もう少しだけ くっついていよう」とか。
懇切丁寧にその時の気持ちを歌い上げる。
練られた歌詞をまき散らす。
でも、その必要あるか???
なんだこの過剰な歌詞は。
ミュージカルか??
いや、曲自体は悪くないのだと思う。もはや今の自分には判別できないけど。
ただ、とにかく、その曲が映画で語られる心情なり感情なりをダイレクトに伝え過ぎるのだ。
とにかくあらゆる場面で、RADWIMPSが歌ってくれる。歌い上げてくれる。
主人公二人の喜びも、悲しみも、切なさも全て。
もう、本当に全て、RADWIMPSが歌ってくれるのだ。
なんだこの親切設計。
そのせいで、見ているこちらが自分の感情を組み立てる余裕がない。
余韻に浸れない。
てか、詰まるところ、五月蝿い。
映画では珍しい、「オープニングで主題歌が丸々流れる」という展開から少し嫌な予感はしていたのだ。
でも、その後の脚本、及び演出の確かさで、油断してしまった。
この映画は、最高だ!!!と思ってしまった。
見ている間中期待値は上がる一方だった。
だから、劇中の親切な歌声も、なんとか飲み込めた・・・・というか聞こえないふりをしてやり過ごせたのだ。
でも、ラストの怒涛の歌声ラッシュでさすがに目が覚めた。
そもそも、なんで劇中で歌を何度も聞かされなあかんねん。
クライマックスなんて、日本語の歌と主人公たちのセリフとが重なり合う始末。
こんなもん、いまどき月9のラストシーンくらいしか見ない演出だ。
てことで、エンディングでダメ押しのRADWIMPSを聴いている時は、悔し涙を流してしまった。
こんなにも素晴らしい脚本と映像をものにしながら、なぜにここまで歌を響かせた!!!!
劇中の歌をメロディのみにするだけで全然違ったはずなのだ。
あるいは、せめて2、3曲減らしてくれれば・・・・・・・・・・
自分にとって、大好きな一本になりそうな映画だっただけに、この悔しさは相当なものだった。
まあ、この映画の対象年齢って多分自分は入っていなくて。
もう少し若い世代向けの映画なのだろうとは思う。
そもそもRADWIMPSも世代的には自分より随分若いバンドだし。
で、この映画は確実にその世代の心には突き刺さって、大ヒットをしているわけで。
そういう意味では、自分がここで書き散らしていることは、それこそ老害以外のなにものでもないのかもしれない。
でも、老害を承知であえて書くけどさ。
今の若い世代って、これくらい説明過多じゃないと感動できないのか????
この説明過多な歌声を五月蝿いと思わないのか????
・・・・・・そんなことを考えていたら、カッとなって夜中についつい書きなぐっちまった。
まあ、好きな人が多い映画だろうとは思う。
自分だって、嫌いじゃない・・・というか、見ている間、クライマックスまでは「この映画最高!」と思っていた人間だし、決して嫌いな映画でもないのだけども。
ただ、鑑賞後、ここまで「もったいない!!!」とか「悔しい!!!」みたいな感想を持った映画は初体験だったので、とりあえず記録として残しておくことにした。
異論反論はあるでしょうが。
追記
新海誠という監督の作品を見たのも、本作が初めてなので、こういう説明過多なBGMってのがそもそも作家性に依拠するものなのかどうかがよくわからない。
他の作品でもこういう感じなのか?
それとも本作はRADWIMPSが曲を担当したということで、こんなことになったのか??
ここまでめた糞に言えるのが凄い
逆に興味湧いてきましたよ