こんにちは、NAEです。
この夏、2歳の息子を丸ボウズにしました。
ついてにノリと勢いでぼくも丸ボウズにしました。人生初です。
結果、これまでなかった親子コミュニケーションをするようになりました。
今回はそんなお話。
丸刈りにした方法
方法もなにも、電動バリカンでゴリッと丸刈りにしただけです。
ぼくがいつもヒゲをトリミングしてるPhilipsのバリカン使いました。息子くんは2ミリ、ぼくは6ミリです。
ぼくの方はゴミ箱に頭を突っ込んでのセルフカット。
息子くんは妻にあやしてもらいながらぼくがカットしたのですが、どうやらヴィー音のするバリカンは怖いもんだったらしく
「イヤイヤイヤーーーー」
とものすごい抵抗にあいました。
そのためキレイな丸刈りにはできず、ところどころにランダムにカットインのある無造作ヘア(別名トラ刈り)に。
しかし2回目ともなると慣れたもので、きちんと目を見て言い聞かせたら大人しく刈られてくれました。
親子ボウズを見た妻の感想
息子くん
「きゃー、リアルマルコメくんかわいすぎるキュンキュン!」
ぼく
「2分で違和感なくなったんだけどなにごと」
だそうです。
また、ふたりそろって座っている様子を見て
「マトリョーシカみたいだね」
と言っていたので、こっちのチームにジョインして3段マトリョーシカを実現しないかと誘ってみました。
ゼロ秒で拒否されました。
ボウズコミュニケーション
ふたりしてボウズになってめちゃスッキリ。
汗をかいても濡れタオルでささっと拭くだけでさっぱり快適。ずっと気になっていた息子くんの頭の汗臭さも一気に解消(実はこれがきっかけ)
ぼくも人生初の丸ボウズでしたので
- 顔と頭を一緒に洗ってみる
- 頭に小さなゴミを差し込んでみる
- 「この頭セットに2時間かけてっから」というジョークを飛ばしてみる
といった定番モノを一通りやってみました。
これはこれで楽しかったんですが、何よりよかったのは息子くんとの接し方の幅が広がったことでした。
お互い長髪のときはやりえなかった未体験のコミュニケーションの一部をご紹介していきましょう。
お互い頭をさわりまくる
お互いボウズでおそろいであることは息子くんも理解しているようで、ことあるごとにぼくの頭を触ってきます。
同時に、ぼくもことあるごとに息子くんのクリクリマルコメくん頭をなでています。
「キモチイイねー」というコメントとともにボウズ頭をなでるのは定番はありますが、親子、それもボウズ同士となるときずな感が違います。
また息子くんにとっては「パパと同じ」という点がお気に入りの様子。
頭に物を乗せて遊ぶ
息子くんがよく「こっちきて」「しゃがんで」と言うようになりました。(まだ喋れないので実際は「パパ」「あー、うー」)
近寄ってみると、手に持っているのはリビングで拾ってきた使いかけのマスキングテープ(紫)。
それをぼくの頭にそーーーーーっと乗せて、できたら超笑顔。
そのまま立ち上がって「動かしても落ちないねー」と言ってあげると「おおー」と反応します。
まねしたい年頃の息子くんは自分の頭にも乗せようとするですが、いかんせん2歳児です。頭が大きくうまく頭のてっぺんに乗せられません。
で、ぼくに乗せてと頼んでくるところまでがテンプレ。
ボウズだからこそ始まった「頭に物を乗せる」遊び、楽しんでます。
頭相撲をする
息子くんはボウズ頭とボウズ頭が擦れる感触がお気に入りらしく、ことあるごとに頭相撲を挑んでくるようになりました。
ねえねえ座ってとせがまれる。座ったとたん、頭突き突進。手で受け止めると怒る。頭で受けて立ってほしいと。
で、お互い四つんばいになって頭同士で押し合いをするんです。これが頭相撲。
最初はおでこ同士なんですが、ヒートアップしてくるとほっぺたやアゴなど場所を問わずに頭を押しつけてきます。それも全身全霊・全体重をかけて。
これがかなり痛いんですよね。なので最後はだいたいぼくが押し負けてあおむけに倒れます。
ときには、ここからさらにマウントポジションからの顔上ヘッドスピンを食らわせてくることも・・・。
遠慮や加減を知らないお年頃です。
頭でくすぐる
頭相撲から流れるように派生するのが、頭くすぐりです。
頭相撲での勝利(?)に満足した息子くんは自ら床にあおむけに転がり、足の裏を指差して「あっ?あっ?」と言ってきます。
これ「頭でくすぐれ」の合図なんですよね。
グリグリ攻撃ってあるじゃないですか。げんこつでグリグリやるやつ。あれの頭版です。ボウズ頭で息子くんの全身をくすぐります。
息子くんとしては頭のカーブとチクチク感が絶妙に心地よいらしく、手でくすぐるときの2倍以上笑い転げ回ります。
ちなみに、頭でくすぐれ合図を無視して手でくすぐるとわりとマジで怒られます。
ボウズ対ボウズでしか通じないものがある
別にボウズでなくてもできると思うんですよね、これらのコミュニケーションというか遊び。
頭ナデナデにしろ物を乗せるにしろ、頭相撲にしろ頭くすぐりにしろ、ボウズである必要はまったくありません。
にも関わらず、なぜここまで息子が喜び、心が通じ合ってしまうのか。
それはひとえにボウズの絆、ボウズ・コミュニケーションであればこそ。
わが家ではこれを
ボズニケーション
と呼んでいます。
まとめ:はじめようボズニケーション
というわけで、誰でも簡単無料で始められる、子供との絆をさらに深めるコミュニケーション術(丸刈り)のお話でした。
小さな男の子のいるお父さん、今からでも遅くありません。愛する息子さんと濃密な時間を過ごしてみませんか?
あ、もちろん奥さんの許可は取ってくださいね。
今回は以上です。