蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】大谷決勝打、0.5差キープ ハム、パ全球団勝ち越し2016年9月19日 紙面から
◇日本ハム4−2ロッテ日本ハムは投打がかみ合い快勝した。1−1の3回に大谷が右前適時打を放ち、4回にはレアードの37号ソロなどで2点を加えた。高梨は6イニング1失点の好投で初の10勝目を挙げた。ロッテはこのカード3年連続の負け越しとなった。 ◇ 3回1死一、二塁。鋭いライナーが右前に弾むと、大谷は両手を力強くたたき、喜びをかみ締めた。涌井のフォークを振り抜き、二塁走者の西川が本塁生還。優勝争いが佳境に入り、4万人を超える観衆で埋まった試合で、二刀流が決勝タイムリーで応えた。 「いいピッチャーなのでチャンスはあまりないと思っていた。いいところでしっかり点を取れてよかった」。2013年から5連敗中だった涌井を攻略し、胸を張った。 栗山監督は価値ある適時打以上に、チーム打撃に徹した打席を称賛した。1点を追う1回無死一、三塁。センター返しで涌井を強襲したゴロは、鈴木の前へ転がり遊ゴロ併殺打に。それでも「運が悪かったが、ああいうことができるのが(投手と野手の)2つをやれる信頼感になる。チャンスを広げようとする姿勢が素晴らしい」と評価した。 ロッテに2試合連続の逆転勝ちで、東映時代の1964年以来となるパ・リーグ全球団勝ち越しが決定。試合中にロッカールームのテレビでソフトバンクの経過を見ながら打席に立っていた大谷。負けない相手に「勝つしかない。頑張って最後まで勝ち続けたい」と気合を入れ直した。首位ソフトバンクとは0・5差で変わらず。鷹を追い抜き、完全優勝へ貪欲に勝ち続けるのみだ。 (水足丈夫) PR情報
|