ニューヨーク 爆発物と不審物に金属片や携帯電話か

ニューヨーク 爆発物と不審物に金属片や携帯電話か
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アメリカ・ニューヨークのマンハッタン中心部で、日本時間の18日起きた爆発で、アメリカのメディアは、爆発した爆発物と近くで見つかった不審物にはいずれも金属片が含まれ、折りたたみ式の旧型の携帯電話が使われていたと伝えていて、犯人の特定につながるのか注目されています。
ニューヨークのマンハッタン中心部では、17日夜(日本時間18日朝)、爆発が起きて近くにいた29人がけがをし、捜査当局は、高度な専門知識がなくても作ることができる手製の爆発物が使われたとみて調べています。
また、爆発があった現場から300メートルほど離れた場所では、別の不審物が見つかっていて、ケーブルや携帯電話が取り付けられた圧力鍋を使った爆発物の可能性があるという見方が出ています。

こうした中、有力紙のニューヨーク・タイムズなどは、18日、捜査当局者の話として、爆発した爆発物と近くで見つかった不審物にはいずれも殺傷能力を高めるためと見られる金属片が含まれ、折りたたみ式の旧型の携帯電話が使われていたと伝えました。

一方、爆発の現場では、乗り捨てられていたと見られる乗用車の中を、捜査員が数時間にわたって写真を撮るなどしたうえ、この車を押収する様子が確認されました。

捜査当局は、現場に残された爆発物の残骸や不審物などの分析を急いでいて、こうした手がかりが犯人の特定につながるのか注目されています。