トップ > 日刊県民福井から > 福井発 > 記事

ここから本文

福井発

人気漫画に人、人、人… 「ちはやふる週間」開幕

あわら散策 シール集め 24、25日は声優も登場

「ちはやふる」の登場人物などにちなんだ肉まんやどら焼きの振る舞いに並ぶ来場者たち=17日、あわら市のaキューブで

写真

 競技かるたを題材にした人気青春漫画「ちはやふる」にちなんだあわら市のまちおこしイベント「ちはやふるweek in あわら」が十七日、始まった。主人公「綾瀬千早(ちはや)」がかるたを始めるきっかけとなった幼なじみ「綿谷新(あらた)」があわら出身との設定となっており、初日から県内外のファンが続々と訪れ、市内を散策しながら登場人物らのシールを集め、オリジナルキャラクターブックの完成を目指した。二十五日まで。 (北原愛)

 同市春宮一丁目のJR芦原温駅前の「aキューブ」には、午前九時の開始を待ちかねて親子や女性グループら五十人が集結。登場人物などにちなんだ肉まんやどら焼きの振る舞いにも行列ができた。ちはやふるweekは三年目を迎え、今年の目玉は登場人物ら七十種のシールを集めてオリジナルキャラクターブックをつくる「ちはやふる大作戦」。来場者はシール帳を購入し、飲食店などシールの配布ポイントに散っていった。

 富山県高岡市の会社員阿南康啓(やすひろ)さん(29)は、百種類のカードを配布した昨年のイベントにも参加しており「昨年は何とか集めきった。今回もコンプリートしたい」と、泊まり込みも覚悟だ。母直子さんと参加した、坂井市東十郷小学校五年の佐藤乃野さん(11)は「漫画はもちろん全巻持ってます。札がうまく取れるとスカッとする」。二年時に競技かるたを始め、イベントの一環で開かれるかるた教室にも参加するという。

 シール帳は、あわら市二面(ふたおもて)のえちぜん鉄道あわら湯のまち駅前の「湯のまち広場」でも販売。料金割引などの特典を設けた配布ポイントも多く、参加者はあわらの食や温泉も楽しんだ。二十四、二十五の両日は、アニメの声優や映画・アニメの制作スタッフらによるトークショーがある。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索