連続テレビ小説 とと姉ちゃん(145)「常子、大きな家を建てる」 2016.09.19


(水田)あの…。
以前常子さん言ってましたよね?いずれ大きな家を建てたいって。
(常子)ああ…。
僕たち家族も一緒に住まわせてもらえませんか?えっ?
(南)俺たちもいいですか?美子とお義兄さんが言ってたような事話してたんです。
(美子)うん。
(君子)何だか夢みたいな話ね。
まずは大きいおうちね。
(鞠子)そうそう。
昭和33年常子は美子を嫁に出し「とと姉ちゃん」として目標の一つをかなえました。
そして6年がたち昭和39年。
東京オリンピックが目前に迫り東海道新幹線の開通が世間をにぎわせたこの年常子は次の目標をかなえました
ん〜!おはよう。
おはよう。
おはよう。
家族4人で戦争を乗り越えた思い出の土地を購入しそこに新たに大きな家を建てたのです
(一同)56781234…。
(せつ稲子)おはようございます。
(一同)おはようございます。
(稲子)今日もいいお天気ねえ。
そうですね。
(せつ)今年もたくさん採れたから召し上がって。
あっすみません。
いいのいいの。
ここ置いとくから。
回覧板もよろしくね。
はい分かりました。
失礼します。
(一同)ありがとうございます。
元気よく〜。
元気よく!・「普段から」・「メイクしない君が」・「薄化粧した朝」・「始まりと終わりの狭間で」・「忘れぬ約束した」・「花束を君に贈ろう」・「愛しい人愛しい人」・「どんな言葉並べても」・「真実にはならないから」・「今日は贈ろう」・「涙色の」・「花束を君に」・「花束を君に贈ろう」・「愛しい人愛しい人」・「どんな言葉並べても」・「君を讃えるには足りないから」・「今日は贈ろう」・「涙色の」・「花束を君に」頂きます。
(一同)頂きます。
小橋家はこの大きな家に9人で暮らす大家族になりました
あら潤ニンジン食べられるようになったの?うん。
偉いぞ。
たまき姉ちゃんはな10歳までニンジンが食べられなかったからな。
今は好き嫌いないもん。
そうよね。
でもピーマン食べられないんだ。
私もピーマン嫌い。
真由美はシイタケもトマトも嫌いでしょ?
(真由美)シイタケもトマトも嫌い。
(笑い声)じゃあ潤がピーマン食べられるようになったらおもちゃを買ってあげよう。
本当!?うん!じゃあ真由美が食べられるようになったら絵本を買ってあげよっかな。
ほんとに?
(2人)いけません。
駄目よ物で釣るなんて。
そうよ。
教育上よくありません。
(南水田)は〜い…。
(真由美潤)は〜い…。
いかんね男親はそんな発想しかできなくて。
なあ?大昭君。
ええ。
女性陣には頭が上がらないです。
我々男は肩を寄せ合って生きていこう!ええ!うん!みんなにぎやかで毎日楽しいわ。
そうですね。
常子がこの家を建ててくれたおかげよ。
フフフフフ。
行ってまいります!
(一同)行ってらっしゃい!
美子は結婚し出産をしたあとも編集者として仕事を続けていました
26秒もずれてるわ。
(本木)26秒も?え〜。
ひどいもんですなあ。
(島倉)美子さんこれいい企画ですよ。
後でまとめておきます。
(水田)皆さん。
74号も80万部を超えました!
(一同)お〜!
(拍手)夢が現実になるかもしれませんね。
100万部まであと少し。
私も今同じ事考えてました。
(水田)えっ?ハハハ…。
(綾)美子さん少しいいかしら。
はい。
確認お願いします。
拝見します。
あなたの暮し出版は女性を多く採用し育児が一段落した綾も正社員として入社していました
分かりやすいですね。
ご苦労さまです。
あの…。
(花山)ダッ…!あの…お話というのは?ああ提案なんだがね。
はい。
また何か書いてみないか?私がですか?驚く事じゃない。
台所の連載も好評だったじゃないか。
ですが今はもう社長の仕事だけで手いっぱいで…。
君の文章にもファンがついている。
常子さんの文章を読みたいといまだに手紙も届くじゃないか。
ありがたい話です。
社員も増えて負担も少なくなってるだろう。
そろそろ書いてもいいんじゃないか?ならば結構。
いえあ…やりたいです。
あの…。
あ…。
例えば…。
「子どもの好き嫌いをなくす料理」ですとか「洗濯槽は汚れている?」ですとかそういった題材はいかがでしょう?その辺りは常子さんじゃなくても書けるだろう。
私が望むのは君にしか書けないものだよ。
私にしか書けないもの…。
まあ焦って今決めんでもいい。
ゆっくり考えてくれれば。
ええ。
あ〜このところ会社に顔を出さんがお母さんは元気かい?はいおかげさまで。
今でも家の事をいろいろやってくれています。
これまで苦労かけてきたのでこれからは恩返しをできればと思っています。
うんそれがいい。
存分にお母さんをいたわってあげなさい。
はい。

(鞠子の鼻歌「明日があるさ」)あっ…。
かか?大丈夫ですか?うん。
平気よ。
ちょっと痛かっただけ。
少し横になられた方が…。
ああいいのいいの。
それよりあれどうなった?あれって?ほら潤と真由美の衣装。
お遊戯会来週でしょ?そうなんですけど裁縫がちょっと…。
だからよっちゃんに作ってもらおうかと思って。
それなら私にやらせてもらえないかしら。
えっ?美子も忙しいでしょう。
それくらいできるわよ。
(潤)一番!金メダル!潤勝手に走んないでよ。
銀と銅だよ。
お帰り。
(3人)ただいま帰りました。
お迎えありがとう。
ううん帰り道だもん。
潤真由美。
おばあ様がお遊戯会のお洋服作ってあげるわね。
やった〜!シェー!ウフフフフ。
カバン置いてきなさい。
おばあ様が作る事になったの?じゃあ…お願いします。
ありがとう。
私も手伝っていいですか?もちろんよ。
フフフフ。
怖くないの?針。
怖くないよ。
潤くらいの年からやってたからね。
(潤)すごいね。
潤邪魔しちゃ駄目よ。
(潤)はい。
・「幸せなら手をたたこう」・「幸せなら手をたたこう」・「幸せなら態度でしめそうよ」・「ほらみんなで手をたたこう」アハハハ!2人ともうまいぞ。
うん上手。
ありがとう。
まあね。
それにしてもさすがかかとたまきよね。
まり姉ちゃんだったら絶対こんなかわいい衣装作れないもの。
悪かったわね。
お母さんたまきちゃんありがとうございます。
いえいいのよ。
ありがとうございます。
いや〜本当センスがいいよな。
うん。
ここのこれ…葉っぱのところが僕は好きですね。
私はこのお花のところがお気に入り。
うんそうよね。
私も。
うん私もここが好き。
うん俺も。
裏切ったな。
男同士協力していこうと誓い合っただろ?これはどっちでもいいじゃないですか。
僕もここが好き!ねえ。
潤まで!かか?平気平気…。
(水田)少し横になりましょう。
大昭君布団を。
たまきごめんお水取ってきて。
かか。
おばあちゃん!
(蝉の声)母の病状はそんなによくないんですか?最善は尽くしますが…。
母はもう長くないという事ですか。
正確には申し上げられませんがお母様もご家族の方にも悔いのないように一日一日を大切に過ごして頂いた方がいいかと存じます。
君子の体はがんに侵されていました
新聞を買いに行った時待合室に「あなたの暮し」を読んでる方がいらっしゃったの。
アハハハ!ついついお声をかけて話し込んでしまったわ。
フフフフフ。
そう。
それで何ておっしゃってたの?吉永先生とお話ししたんでしょ?ええ。
はい。
それがね具体的な事は特に。
そう…ご挨拶くらいしか。
あなたたち。
ちゃんと正直に教えてちょうだい。
お医者様は何の心配もないっておっしゃってました。
これからきちんと治療すればきっと治るだろうって。
そう…。
だったら退院したいわ。
ここで一人はさみしくてね。
分かりました。
お医者様に聞いておきますね。
お願いね。
はい。
考えました、改めて。
2016/09/19(月) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 とと姉ちゃん(145)「常子、大きな家を建てる」[解][字][デ]

昭和39年。常子(高畑充希)は、大きな一軒家を建て3世帯9人の大所帯で暮らしていた。会社も私生活も順風満帆と思っていたやさき、母・君子(木村多江)が突然倒れる…

詳細情報
番組内容
昭和39年。常子(高畑充希)は元の家を購入・改装し、大きな一軒家を建てる。鞠子(相楽樹)や美子(杉咲花)を家族ごと呼び戻し、3世帯9人の大所帯で暮らしていた。『あなたの暮し』の売上も順調。常子は新しい連載の企画の構想を練りながら職場づくりにも力を入れ始め、育児に一段落した女性の中途採用を積極的に行っていた。全てが順風満帆と思っていたやさき、君子(木村多江)が突然入院する。その病状は思いがけず重く…
出演者
【出演】高畑充希,木村多江,相楽樹,杉咲花,上杉柊平,阿部純子,伊藤淳史,唐沢寿明,【語り】檀ふみ
原作・脚本
【作】西田征史
音楽
【音楽】遠藤浩二

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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