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キュートなゆるさで人気急上昇中!ミドリフグの特徴と飼育方法まとめ!

2016-08-29 20:03:54






どことなくユーモラスで、愛嬌のある魚、フグ。

私達にとって馴染みが深い魚のひとつですが、広い世界には海域だけではなく、淡水域に棲んでいる仲間もいるのです!

その代表格がこれから紹介する「ミドリフグ」!
貴方もこの魚に出会った瞬間、あまりの可愛さに一目惚れしてしまうこと間違いないでしょう!

今回はそんなミドリフグの魅力、豆知識から失敗しない飼い方など総解説します。
貴方も今日からミドリフグ・ライフを始めてみませんか?

ミドリフグってどんな魚?

 

ミドリフグの正式名称はなんでしょうか?

いきなり話が脱線するかもしれませんが、「ミドリガメ」の正式名称は 「ミシシッピアカミミガメ」といいます。

それがなぜ「ミドリガメ」かというと、流通している幼体が緑色だからです。

 

それなら、現在流通販売している個体の全てが幼生である 「ミドリフグ」も、同じ理屈なのでしょうか?

正解は 「ミドリフグ」のままです(笑)

ちなみに英語では Green spotted puffer (緑色で水玉模様のあるフグ) です!

 

ggf

 

原産地

 

ミドリフグの故郷はインド亜大陸、東南アジアの汽水域、河口付近です。

幼生は汽水域で生活し、成長するに従って生活域を海洋に移行します。

したがって、飼育する際も、この生活圏の変化を考慮する必要があります。

 

具体的には購入したばかりの幼体のうちは少し海水を含めた汽水の環境、成体は海水魚の飼育環境となります。

 

完全な淡水環境では長期の飼育は難しいでしょう。

また生息地は熱帯域のため、熱帯魚飼育の装置が必要となります。

 

大きさ

 

流通している個体は、体長 2~3センチのものが主流で、ほぼ間違いなく幼生です。

自然界では17~18センチまで成長し、飼育下でも10センチ位まで大きくなります。

したがって、飼育する際には成長に従って水槽の大きさを変える必要があります。

 

性格

 

可愛らしい外見からは想像できないのですが、性格は荒く攻撃性が強いです!

他の魚を追いまわすだけでなく、その鋭い歯で鱗やヒレをかじることもあるようです。

場合によっては致命傷になりかねませんので、他の種類の魚との混泳には向いていません。

ミドリフグ同士でも喧嘩することが多いので、単独での飼育が望ましいといえます。

ちなみにミドリフグは怒ると体を膨らませてピンポン玉のようになります!

 

毒性

 

フグの仲間と聞いて一番気になることといえば、毒をもっているかどうかだと思います。

ミドリフグも自然界では、テトロドキシンという猛毒を主に皮膚に持っていると言われていますが、飼育個体が毒を持っているかどうか確かなことは不明のようです。

ただトラフグなどと違って食用にするわけではないので、飼育する際に毒性についてあまり神経質になる必要はありません。

 

寿命

 

意外に長命で5年以上、中には10年近く生きる個体もあるようです。

 

 

自然界では雑食性で昆虫や甲殻類、藻などを食べるようです。

飼育下では、冷凍アカムシ、乾燥エビ、アサリなど~生き餌を好みますが、慣れてくれば人工飼料なども食べるようになります。

大変な大食漢なので、餌の与えすぎには注意しましょう!

食べ残しがあると健康面だけでなく水質悪化の原因にもなります。

 

 

ミドリフグとはどんな魚かご理解いただけましたでしょうか?

次に、ミドリフグを実際に飼うにはどうすればよいか、何を準備したらよいのか説明していきたいと思います!


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