どうも、ゆーきです
バリ取りって知ってます?
工学系出身の方ならわかると思いますが説明すると、
バリ取りとは、材料を切ったり削ったりした際に材料の角にできる出っ張り(バリ)を取り除くこと。 丁寧にヤスリをかけることが一般的で、また最も簡単な方法でもある。きちんとバリを取ることは、高精度の部品を作るための基本。バリがあると部品を正しく固定できない、正しい測長ができない、怪我の原因となるなどの弊害が発生する。
木や金属を切った切り口ってトゲトゲしてて汚いじゃん?
それをヤスリかけしてきれいにすることです!(書いてある通りですw)
面取りとはまた違いますよ!
弊社でのバリ取り作業
私の会社でのバリ取り作業ですが、上記のバリ取りの概念とは少し異なります。というのも、上記の説明はデカいものに対して行うバリ取りです!
プラモデルでもバリ取りしますが、それはヤスリでやりますよね?
ヤスリでバリ取りするようなものはでデカいものの部類です!
私の会社でのバリ取りはヤスリではなく綿棒を使います!!
あまり言うと特定が怖いので言いませんが、とーっても小さいもののバリ取りです。数ミクロン単位です。顕微鏡で見ながら綿棒でちょちょちょいと…まるでホコリを払うかのようにバリを取るんですね!
とても神経を使う作業だってことはわかってもらえると思います
それだけの精度が求められるもの…なんでしょうねぇ
同期のみんな、いろいろと仕事してるなー
バリ取りは一旦置いときます!
私の所属している部署には同期が何人かいるのですが、みんないろいろと仕事を任されています。当然私も、いくつか任されている仕事があり、他社とのやり取りをすることもあります(一応ちゃんと仕事してます)
しかし、私の任されている仕事の作業時間はみんなと比べてとっても短いのです
凝縮したら2時間ほどでしょうか…就業8時間のうち2時間しかやらなければいけない仕事がないんですから、私がどれほど暇人かわかってもらえると思います
残りの6時間はなにやってんだよ!って話になりますが、ほとんど雑務です。(最近はブログ書いてるw)
スキルもいらなければ頭で考える必要もない雑務です
正直私は悔しいです!
みんなスキルを必要として、頭で考える仕事をしている。それはそれはやりがいを感じられることでしょう
くそぉ!
ポジティブシンキング!!
私が暇だと上司も知っているようで、無事にバリ取りへ出向することになりました
バリ取り組は私の他にもうひとり。私と同様に暇なおっさんが駆り出されました
いや、これだけは言わせてください!
このおっさんよりは仕事してますwたぶん
だからこそこのおっさんと一緒にバリ取りなんて、暇人2人組だと思われてそうでなんとも不甲斐ない気持ち…
しかーし!こんな状況にクヨクヨしているものバカらしいので、ポジティブに考えてみました
私にしかできねーんじゃね?
正確にはおっさんもですが…
このバリ取りはとても繊細なので、指先が器用で根気のある人が適正と言える
そう、私のことだ!
これは私にとって天職なんじゃないだろうか…
現場で実物に触れて作業できるいい機会
普段、卓上であーだこーだやって頭でっかちになっている諸君!いや、私!
このような機会は大事ですよね
実際にものを見て触れて作業することでわかることもあるってことです!
この時点でデスクワークでぬくぬくやっている同期とは差が付いたってことだよ
この経験が効いてくるのがいつになることやらだが…
気分転換になった
会社に行くのは憂鬱です
誰だってそうだと思うんですが私の場合は、今日何して過ごそうか?と考えていて憂鬱になっていますw
バリ取りの応援には結果的に3日行ったのですが、その間は憂鬱になることはありませんでした。仕事があることからの安心感か、単に自分のいる部署が合っていないのか…
とにかく気分転換になって楽しかったですw
現場の人には頭上がらねーよ!
私は3日間しか作業をしていません。3日目には顕微鏡疲れで頭痛がハンパなかったくらい肉体的にキテマシタw
現場の人たちはこれと同じようなことを毎日繰り返しているわけですから、まったく頭が上がりませんよ!(あいつらタフだなー)
自分の場合、違う世界(間接部門)を知っているからこそ、この作業が苦痛に感じたってこともありますがとにかくキツかったですねー。現場が強いところは伸びる企業って言いますが、なんかわかったような気がします
おわりに…
みんなより一歩リード!!!(ってことにしてお願い…)