蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【サッカー】悪夢 首位陥落 川崎・大久保1発レッド 終盤5分で逆転負け2016年9月18日 紙面から
◇第2S第12節 大宮3−2川崎年間首位に立つ川崎の手から、チャンピオンシップトーナメント進出の権利がこぼれ落ちた。エースストライカーのFW大久保の退場劇で暗転し、試合終盤の5分間で2失点で敗戦フィナーレ。勝てば出場切符を得られたが、7枚のイエローカードが飛び交う荒れた試合で自滅した。 事件は前半36分。ファウルを受けた大久保が大宮MF横谷の懐に左肘を入れた。扇谷主審がレッドカードを掲げ、一発退場。2015年10月24日の横浜M戦以来で、J1最多退場のストイコビッチ(現広州富力監督)にあと1試合に迫る12試合目だ。主将の中村は顔をしかめて言った。 「あれだけの選手。1人減ることがどれだけのことになるのか。自覚してもらわないと」 前半から10人の戦いを強いられ、同44分にはPKを献上して先制点を決められた。1人少ない状況で追い掛ける展開に。それでも後半18分に中村が、同36分に小林がネットを揺らし一時は2−1とリードした。しかし、「パワーが残っていなかった」とMF大島。息切れした後半39、44分と“魔の5分間”で2失点。3−2で敗れた。 試合後にも両チームで小競り合いが発生。中村は「後味が悪い試合になった。きょうは『冷静』の一言に尽きる」と語気を強めた。第2ステージ(S)2位に転落し、次節・横浜M戦(25日、等々力)は大久保に加え、MFエドゥアルドネットも累積警告3枚で欠場。第2S優勝に向けて正念場の一戦を迎えることになった。 (占部哲也) PR情報
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