こんばんは、控えめに言ってスマホ中毒末期患者の鳥井です。
皆さんは「デジタルデトックス」という言葉をご存じでしょうか。
スマホの使用時間を測ってみた
ITに依存してしまうことを防止するために一定の期間PCやスマホなどのデジタル機器から離れることを「デジタルデトックス」といいます。私は先日この「デトックス」効果を身をもって体験することができました。
中学生の頃から私の生活のなかにはインターネットがあり、今ではスマホが手元にないと落ち着かない、まさに「スマホ依存症」と呼べる現状です。
スマホの使用時間を計測できるツール「UBhind」で調べてみました。なんと私は起きている時間の1/3近く、5時間ものあいだ何かしらの用事でスマホを眺めていることが分かりました。
自宅にはラップトップパソコンがあり、こちらでのネットサーフィンの時間を合わせると恐らく7、8時間に達するでしょう。
現代の大学生の一般的な感覚では、この異常な依存状態が案外当たり前のレベルなのではないでしょうか。
デジタルデトックスを実践
本来は完全にデジタルを断ってしまったほうがよいのですが、私の場合は大学の勉強をする上での調べものがあったり、友人と連絡を取り合う必要があったりと何かにつけて言い訳をしてしまっていました。
それでも約2週間のあいだ、先ほどのツールでスマホの使用時間の計測を続け、一日3時間未満に抑えるように努力しました。パソコンは一切開きませんでした。
(正確にはマウスが故障してしまってパソコンが使えなかったのですが)
スマホの使用時間を減らすために決めたルールは
- Youtubeで動画を見ない。
- Twitter、FBの通知をオフにする(他人の投稿を通知してくるのが煩わしい)
- 自分から他人に連絡する機会を減らす。
- 毎日スマホの使用時間を確認して反省する。
といったことです。
ひとによってスマホの用途は違ってくると思いますが、私は動画サイトと2ちゃんまとめサイトを頻繁に閲覧します。
ダラダラとTwitterのタイムラインを眺め、暇さえあればRSSリーダーに登録したブログをブラウジングしています。
私はこれらを意識的に減らしました。
「UBhind」がアプリ別の使用時間を解析してくれるので、一日の終わりにはそれを眺めて反省をします。
たとえばChromeやfeedlyの時間が伸びていればまとめサイトなどの閲覧に貴重な時間を無駄にしてしまったことを反省し、Twitterが伸びていれば「他に暇つぶしの方法はなかったのか」と自分に問います。
こうやって毎日少しずつ改善していくのです。
デジタルデトックスによって生まれた余暇は大学の勉強に充てたり、読書したりしました。
時間を生み出すというだけでもデジタルデトックスは効果的ですが、それだけではありません。
気付かないレベルでストレスを溜めていた
マウスを再購入して2週間ぶりにパソコンを解禁したときのことです。
Chromeブラウザのウィンドウを復元すると、大量の情報が画面いっぱいに広がりました。
マウスが故障するまでにブラウジングしていた、玉石混交のウェブページたちです。
私はまた今からこれらの情報を処理していかなければいけないのかと愕然としました。
「二度と御免だ」と心の底から思いました。
今までは何も感じずに漫然と処理してきた情報は私には多すぎたのです。
デジタルデトックスでは普段からいかに情報過多によるストレスを溜めていたかを知ることができました。
そしてその多すぎる情報のほとんどが、アクセスしなくても全く困らないようなものであるということも。
おわりに
「最近疲れが溜まっているな」「うつっぽいな」と思ったら、一度デジタルデトックスを試してみてください。
あなたのストレスの思わぬ原因はインターネットを通じてやってきているのかもしれません。