ニューヨーク中心部で爆発 29人けが

ニューヨーク中心部で爆発 29人けが
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国連総会のハイレベル会合を前に警備が強化されているアメリカ・ニューヨークのマンハッタン中心部で、日本時間の18日午前、爆発があり、29人がけがをしました。ニューヨーク市当局は爆発は意図的に引き起こされたという見方を明らかにする一方、現時点では、テロとの関連を示す情報はないとしています。
ニューヨークのマンハッタン中心部で17日午後8時半すぎ(日本時間18日午前9時半すぎ)、爆発がありました。警察によりますと、この爆発で近くにいた29人がけがをして、このうち1人が重傷だということです。
ニューヨークにある日本総領事館によりますと、今のところ、日本人が巻き込まれたという情報は入っておらず、確認を進めているということです。
現場近くで記者会見したニューヨークのデブラシオ市長は、爆発は意図的に引き起こされたという見方を明らかにする一方、現時点では、テロとの関連を示す情報はないとしています。
また、ニューヨーク市警察のオニール本部長は、爆発は建物の前の路上で起きたとしたうえで、「原因を特定するのはまだ早いが、ガス漏れではない」と述べました。
さらに、この日、隣のニュージャージー州では鉄パイプに火薬を詰めた爆弾によるものと見られる爆発が起きましたが今のところ、関連は確認されていないとしています。
警察と消防は現場への立ち入りを規制して爆発の原因などを詳しく調べています。
ニューヨークのマンハッタンでは今月13日、国連総会が開幕し、19日からは、世界中から首脳が集まるハイレベル会合が開かれることから厳重な警備態勢が敷かれています。