米ニューヨーク・マンハッタンで17日夜、爆発があり、29人が負傷した。爆発の原因は明らかになっていない。デブラシオ市長は同日深夜に会見し、現時点で負傷者に命の別条はないこと、爆発がテロ事件であることを示す情報はないことを発表した。
発生時間は同日午後8時半(日本時間18日午前9時半)ごろ。米メディアは、道路脇に置かれた大型の鉄製ごみ箱が壊れている映像を流している。付近に爆発物が仕掛けられた可能性を指摘する声も出ているが、詳細は不明。
現場はチェルシーと呼ばれる若者に人気のエリア。土曜日の夜で、多くの人でにぎわっていた。近くのレストランで食事をしていたという男性は「大きな爆発音がして、最初は雷が近くに落ちたのかと思った。みんな一斉に逃げ始めた。煙のにおいもした」とCNNの取材に話した。
ニューヨークに隣接するニュージャージー州でも同日、路上のごみ箱が爆発する事件が起きたばかり。二つの爆発事件の関連は明らかになっていない。
マンハッタンでは来週から、国連総会のハイレベルウィークで、世界各国の首脳や指導者らが集まることになっており、警戒が高まっている。(ニューヨーク=金成隆一)
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朝日新聞国際報道部
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