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0点

こんばんは、はしかが流行してるようですね。小さい頃に打った記憶なんてあまり覚えてませんよね(笑)今日は0点といえばがんばれロボコンを書きます。ロボット学校に通っているロボット達が人間社会に派遣され、世のため人のために働きながら一人前のロボットに成長していく過程を描いたものです。主人公のG級ロボット・ロボコンは、常に失敗ばかりでガンツ先生に怒鳴られてばかりでした。しかし、それを乗り越えてA級ロボットに成長するための努力を惜しまない様子を描いたドラマです。

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まずはロボパーから。バラバラロボット。常に壊れていて、ショックを受けると「ショックのパー」の決めゼリフで体がバラバラになってしまい、再び元に戻るんです。基本的に何もしない為、ロボコンの0点を笑った時はガンツからマイナスを採点されたことがあるくらいです。ロボコンが何か大きな失敗をした時や0点だった時にもバラバラになることが多く、ロボコンの目の前でやった時には「おせっかい」と叱られたこともあるロボット。本当は器用な一面もあるが、自分は何も出来ないと思っている為、何かやって成功しても「うまく出来るなんて」とショックを受けてバラバラになって、台無しにしてしまったんです。体がバラバラになる際、当初は頭と腕が外れるのみだったが、その後それに加え胴体も真っ二つになるようになった、玩具では胴体が真っ二つになるパターンが再現できるロボットです。

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次はロボガリです。勉強ロボット(ロボット+ガリ勉)。勝つ為には手段も選ばないなど、利己的な面があるロボットです。病気の野良犬を拾った時、自分のコンピューターの計算結果で作った薬が効かずあきらめたのを、ロボコンが看病して回復させたことにショックを受け、死のうと考えてたみたいです。特定の条件で頭脳が故障するようになった時は、赤い布を被って人間や他のロボットを襲ったことがあるらしいです。ロボットなのに眼鏡をかけているのは、勉強のしすぎで、視力がとても悪くなったためのようです。

 

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次はガンツ先生です。教師ロボット。ロビンを除くロボット学校の生徒たちは、すべて彼が作ったとされている。しかし、彼自身は誰によって作られたのか、劇中では一切語られることはなかったですね。各エピソードの終わりに、各ロボットはガンツ先生内の採点装置で、記録カードにある1週分の全行動について審査・採点を受ける。100点を取った生徒には、ハートマークを一つ与えます。状況によってはマイナス点、あるいは「採点する価値がない」ということで得点なしの週もありました。ロボコンは採点で0点にされることが多く、ガンツ先生が採点する際の独特の口調「ローボコン0点」は、多くの視聴者がマネをしましたよね。

 

 

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次はロビンちゃんです。本作品のヒロイン。ロボコン達からは「ロビンちゃん」と呼ばれていました。演者の島田歌穂が顔出しで演じている、唯一の生徒ですね。他のロボットが大柄であるのに対し、かなり華奢ですよね。島田は当時11-14歳でした。少女型のバレリーナロボットと思われていたが、途中でバレリーナ星のお姫様であることが判明したみたいです。これについて脚本の上原正三は「(島田歌穂が)どう見てもロボットに見えないので、だったらいっそ、宇宙人にしちゃえということにしたと思う」と証言していました。2年前にガンツの元に預けられ、バレエの修行をしていました。2年かけてもロボコンのように人間と深い絆で結ばれることが出来なかったことを悟り、最初に迎えが来た時には帰らなかったらしいです。

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最後にロボコンです。主人公の赤いボディのG級ロボットです。友情に厚く思いやりがあり、何事にもぶつかっていく突撃精神がある。持ち前のロボ根性であらゆる逆境に負けないほど頑張るのが美点です。しかし基本的にそそっかしいドジロボットであり、何かと対物破壊が多いんです。ただしあえて追い出されることを選んだり、居候先の夫婦喧嘩を止めるためなど、意図的に実行することもありました。また頑張りすぎてオーバーヒートして爆発することも多かったです。ネーミングは、ロボット+根性=ロボコンになったみたいです。これは、当時流行っていた「ロボットもの」と「根性もの」を組み合わせたものであるが、劇中で明言されたことはなかったです。唯一、主題歌の歌詞には「どっこい負けるかロボ根性」と一節ありますよね。