小池知事 市場担当に局長級職員 態勢強化へ

小池知事 市場担当に局長級職員 態勢強化へ
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東京都の小池知事は、豊洲市場の土壌汚染対策をめぐる問題について、訪問先のブラジル、リオデジャネイロで取材に対し、市場担当に新たに局長級の幹部職員を異動させ、態勢を強化する考えを明らかにしました。
パラリンピックの視察のため、リオデジャネイロを訪問している小池知事は、日本時間の18日午前2時すぎに記者団の取材に応じました。

この中で、小池知事は豊洲市場の土壌汚染対策をめぐる問題について、「情報が断片的に入っている状況だが、いろいろと問題が拡大したり、複雑化したり、石原元知事の発言があったり、少し整理をしなければならない」と述べました。
そのうえで、「食の安全に関わる観点からも信頼の回復が必要だ。そのためには客観的、科学的な分析が必要なので、市場担当の態勢の強化を指示した」と話し、新たに局長級の幹部職員など数人を市場担当に異動させ、態勢を強化する考えを明らかにしました。