8/6に台湾でポケモンGOが配信されてから1か月ちょっと、最近は街中でもやっている人は減っていると感じるものの、配信当初はものすごい人気でした。
台湾で配信が開始されたその日は子供から大人まで街を歩いているほとんどの人がポケモンGOをやっているのではというほど異様な状況があちこちで見れて楽しかったです。台湾人のポケモンGOの熱狂ぶりは日本でもニュースになったほど。
そんな台湾のポケモンGOを今さらながら、ちょこっとご紹介します。
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中国語(台湾)でポケモンは寶可夢
台湾ではポケモンのことを「寶可夢」とか「神奇寶貝」と呼んでいます。上のピカチュウは「皮卡丘」と書きます。「寶可夢(baǒ kě mèng)」は発音からバケモンに聞こえるんですよね、私。
ちなみに「ポケモンを捕まえる」は中国語で「抓怪」といいます。初めて友達からのLINEで見た時、意味はすぐわかりましたがポケモンのことを「怪」って言うなんてとちょっと衝撃を受けましたね。これだから中国語は面白い。
台湾のポケモンGOは中国語ではなく英語
台湾のPokemon Goは意外にも中国語ではなく英語です。ポケモンの名前から設定画面まで全て。初めて画面を見た時はビックリしました。そして逆に私の画面を見た台湾人から「なんで日本語なの!?さすが日本・・」と言われます。
そう考えると日本人は日本語版で利用できるので恵まれているなと感じます。台湾では小さな子供からお年寄りまで、すべて英語の画面で操作していますが、もし英語嫌いの日本でこんな状況だったらみんなここまでやらなかったでしょうね。でもこういうところから基本的な英語力に差がついていくんでしょう、やはり。。
都会のオアシス大安森林公園は連日ものすごい人
配信開始当初は街中のいたるところでポケモンGOをやっている人を見かけましたが、特に大安森林公園は連日もの凄い人でした。大安森林公園とは台北市の真ん中にある大きな公園でポケストップも沢山あり、身近な場所でたくさんのポケモンを捕まえられると有名でした。
上の画像は8月中旬、日曜日0時前の大安公園の様子ですが、こんな時間でも異様なほどの人。
そんな大安公園ですが、特に珍しいポケモンが出るわけでもないので、ある程度レベルが上がってくると面白みがない場所になってしまい、今は以前ほどの人出はありません。
カイリューやカビゴンが出没する北投公園は今でもすごい人
台湾では9月になってから街中でポケモンGOをやっている人は急激に減りましたが、その代わりレアなポケモンが出没する場所は今でもすごい人です。一番有名なのは温泉地で有名な北投にある北投公園で、加賀屋ホテルの正面にある公園です。ここはカイリュー(快龍)やカビゴン(卡比獸)が出没すると噂になり、ニュースでも取り上げられるほど連日すごい人で、夏休みの終わった今でもまだ人が減っていないと先日もニュースになっていました。
下の動画はカビゴンが現れたと知って北投公園から移動する人々、ものすごいです。日本でもニュースになったほどなので見たことがある方も多いはず。
こちらは北投公園でカイリューを捕まえた人達の動画。
台湾でポケモンの聖地と呼ばれている場所は北投の他に、新竹の南寮漁港、台中の文心森林公園、高雄の旗津海洋公園などが有名です。
南寮漁港でラプラスが出現し興奮する台湾人たち
本当にカイリュー(快龍)やカビゴン(卡比獸)、ラプラス(乘龍)が出るなら私も行ってみたいと思うほど。今度温泉に入るついでにでも行ってみようかな。
コイルがたくさん出没する四號公園(八二三記念公園)
台北市から近い所では新北市の永安市場駅近くにある四號公園(八二三記念公園)も今でも結構凄い人です。この四號公園は台北の中心街ではほとんど見かけないコイルがたくさん出現して、コイルの巣といっても過言ではないほど。たまたま公園の前を通りかかったらすごい人だったので、これは何かいる!!と思い行ってみると、コイルがウジャウジャ。
9月になってもこんなにたくさんの人で賑わっています。
その日はあまり時間がなかったので別の日の夜に改めて行ったところ、約1時間半で20匹のコイルを捕まえられました。進化させるには十分な数でニンマリです。
この四號公園、じっくり見てまわるとまるで地元の人のレジャーランドのようで、かなり大勢の人が遊んだり運動していました。
台湾の国民的スポーツであるバスケットボールのコートが3面、
立派なローラースケートリンクに健康器具の数々、
そしてドッグランまでとかなりの充実ぶり。しかも公園の中央には国立図書館まで。公園のまわりには飲食店も多くて、住むにはとてもいい環境だなと感じました。
台北のシンボル、101ビルのまわりはピカチュウやイーブイが出現
台北のシンボルでもある信義区の101ビル周辺はピカチュウやイーブイが結構出現するエリアです。
特にイーブイはこの周辺にたくさんいるので、タイミングが良ければ1時間で10匹以上は捕まえられます。
私はこのイーブイがお気に入り。プリンとした尻尾のかわいい容姿に似合わず、シャワーズ、ブースター、サンダースの3種類に進化し、しかもなかなか強い。よく出現するにも関わらずイーブイが出ると今でも嬉しいんです。
台北でイーブイを捕まえたいなら信義区がおすすめです。101ビルからATT4FUN周辺、そして信義路と基隆路の交差点あたりまで結構幅広く出現します。
中正記念堂は時々ミニリュウが出現
観光地としても有名な中正記念堂には時々ミニリュウとパウワウが出現します。それ以外ではコイキングやコダックが多め。
コダックはたいして役に立たないけれど、悩ましげな表情で頭を抱えながら進化するシーンが面白いので、これもお気に入りです。
そういえば中正記念堂から近い総統府の正面にはポケモンのジムがあるんですが、一度そこで戦わせようと思って立ち止まったら、すぐ警備の人が寄ってきて「ここは立ち止まったらダメだよ」と言われてしまいました。今までは通り過ぎるだけだったので知りませんでしたが警備上の問題で総統府前は立ち止まったらいけないんですね。
ポケモンGOをやって改めて日本の凄さを再認識
ある程度レベルが上がってくるとレアなポケモンばかりが欲しくなってくるもの。でも日本のP-GO SEARCH(ポケモンを探すためのアプリ)のような正確で素晴らしいアプリがない台湾(もしあるなら教えてください)。そのため聖地などへ行かない限りレアなポケモンを捕まえるのは難しいんです。
こういう点では日本は本当にすごいし、便利だなと感じます。先日日本へ帰国した際もP-GO SEARCHのおかげでまだ持っていなかったカビゴンをやっと捕まえられましたw
カビゴンを捕まえてからすっかり落ち着いてしまった感がある私。みなさんもすっかりやらなくなっているとは思いますが、台湾に来たらまた久しぶりにポケモンGOをやってみるのも面白いかもしれませんよ。
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