豊洲市場 土壌汚染対策など今月中にも議論開始へ
豊洲市場の土壌汚染対策をめぐる問題で、東京都が新たに立ち上げた有識者によるプロジェクトチームは、土壌汚染対策や市場の建物の構造などをテーマに、早ければ今月中にも議論を始め、小池知事は結果を踏まえて移転について判断することにしています。
豊洲市場の土壌汚染対策をめぐり、東京都が専門家の提言に反して建物の地下には盛り土をせず、空洞を設けていた問題を受け、都は16日、土壌や水質の専門家で作る専門家会議を改めて設置したほか、有識者によるプロジェクトチームを立ち上げました。
このうち、プロジェクトチームは環境省出身の都の顧問を座長に、建築家や企業経営に詳しい有識者など8人で構成され、土壌汚染対策と、豊洲市場の建物の構造、それに市場の採算性の3つの主要なテーマを議論します。
まず、土壌汚染対策は、市場の建物の地下が盛り土のない空洞のままでも安全性を確保できるかについての検証を専門家会議と連携しながら、進めることにしています。
また、豊洲市場の建物の構造については、地下が空洞になっていることで、建築物としての構造に問題がないかや、市場関係者から不満も出ている施設の使い勝手などについて、設計会社から聞き取りを行うことにしています。
さらに市場の採算性は、中長期的なコストを含む市場や業者の経営面や、5800億円をかけた整備費の検証などを行います。
議論は早ければ今月中にも始まり、小池知事は結果を踏まえて移転について判断する方針ですが、こうした作業には一定の時間がかかることから判断の時期が大幅にずれ込むことも想定されます。
このうち、プロジェクトチームは環境省出身の都の顧問を座長に、建築家や企業経営に詳しい有識者など8人で構成され、土壌汚染対策と、豊洲市場の建物の構造、それに市場の採算性の3つの主要なテーマを議論します。
まず、土壌汚染対策は、市場の建物の地下が盛り土のない空洞のままでも安全性を確保できるかについての検証を専門家会議と連携しながら、進めることにしています。
また、豊洲市場の建物の構造については、地下が空洞になっていることで、建築物としての構造に問題がないかや、市場関係者から不満も出ている施設の使い勝手などについて、設計会社から聞き取りを行うことにしています。
さらに市場の採算性は、中長期的なコストを含む市場や業者の経営面や、5800億円をかけた整備費の検証などを行います。
議論は早ければ今月中にも始まり、小池知事は結果を踏まえて移転について判断する方針ですが、こうした作業には一定の時間がかかることから判断の時期が大幅にずれ込むことも想定されます。