色んな思い
義母から連絡が来ました。
いつもと変わらない、次に来ても大丈夫な日時の連絡でした。
何かの折にしか行けなくなるかと心配でしたが
全くこれまでと同じ様子にホッとしつつ
式の話はまるで無かったような雰囲気に少し切なくもなり。
これが大人って事なんだな。
逆に義妹からは
「チョコちゃんが主任家にお嫁に行っても、ずっとお姉さんでいてほしいです」
と言ってもらえて、嬉し泣きをしました。
私からはそこまでの事はとても言えないから、本当に嬉しかった。
義理なんて義理なんだから義理があればいんじゃないかな!
式のお誘いと同時進行に、ウエディングフォトうちでやらない?
という勧誘もしていて、そちらはぜひと依頼をしてくれました。
旦那家に関わりを持てて嬉しい
旦那家に自分ができる事はしたい
それが本心ですが
自分の式は断られつつ、相手の式を応援する…
仏心を宿し割り切るこれもまた、大人の階段なのね。
前記事の私の動揺が激しかったせいなのか
「私はチョコとお母さん、どちらの気持ちもわかるから。
お誘いするわけじゃないけど、私からも、あんたの気持ちを伝えておきたい」と
実母が義母に話をしに行ってくれました。
私は結局、LINEで義妹を通してしか義母に言っていなかったので
お断りを受けた時も、LINE上ではサラリ&ライトに明るく振る舞ったので
結果が変わらなければ意味がないし
あああ掻き回さないでと思いつつ、母の思いにも感謝です。
そして母から伝わってきた義母の言葉は
出席する事も考えていてくれたこと
そして主任に遠慮したような感じであったこと
また、義妹のスピード婚や仕事のトラブルに疲弊している様子でした。
主任はむしろ「来てもらえたらいいなと思ってたのに」とか言うし
主任母も「私が旦那くんの写真持っておこうか?!」なんて言っちゃうほど
かなりフランクな家柄なので
もっとそこ推しておけば良かったかなーとか
私は義兄と義妹に続き結婚のどさくさに紛れてしまえー
なんて思ってたけどまさかすでにお疲れだったとは...
色々見誤ってしまったことに反省。
(優先すべきタイミングは自分と主任なのでなんとも言えませんが)
義家族は、ずっと遺された私の今後を心配してくれていて
私より先に、私の再婚も願ってくれていました。
その実現に安堵も混じり、心から喜んでくれているのがわかり。
「少し離れたところから見守らせてください」
という言葉に
まだまだ自分が病んでいた頃
私を励まそうと会う度に必死な父に対して
「少し離れたところから見守ってほしい」
そう願った事を思い出しました。
それは嫌だとか辛いとか
そういうだけの気持ちではなくて
嬉しいとか、ありがとうとか
そういう気持ちも入っているはずだから
そして何より、今までと変わらず私と接しようとしてくれているから。
私も今まで通り、できる精一杯の事をすれば良いのだと
少し心が落ちつきました。
結婚が決まるずっと前
もし主任くんと結婚したら式はどうする?
と義母に聞かれた事がありました。
私は「それは、旦那と一緒でないと嫌だな...」と正直に答え
その時義母は泣いていました。
あれは決して、嫌悪や悲壮だけの涙ではなかった。
だから私はあの時の思いを貫けばいい。
未だ直視出来ないほど
悲しみに包まれた
旦那家の願い
少し離れて、今、私が叶える。
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